週末にかけて、関東甲信地方と静岡県では雪への備えが必要です。特に山沿いを中心に大雪となる恐れがあり、東京23区を含む平野部でも積雪の可能性があります。交通機関への影響も予想されるため、最新の情報に注意し、不要不急の外出は控えるようにしましょう。
関東甲信地方の雪の予報
関東地方の雪の予報図
8日(土)には東海道沖に低気圧が発生し、関東の南海上を通過する見込みです。上空には強い寒気が流れ込むため、9日(日)午前中にかけて関東甲信地方と静岡県では広く雪が降るでしょう。山梨県や静岡県西部、関東地方の山沿いを中心に大雪となる恐れがあります。
積雪予想と交通への影響
関東地方の降雪量予想図
8日(土)の昼過ぎから静岡県の山沿いで雪が降り始め、夕方以降は山梨県や関東の山沿いを中心に雪が強まる見込みです。気象庁の発表によると、箱根から多摩地方、秩父地方にかけて、山梨県では最大10cm、関東北部の山地では7cm、関東南部と北部の平地では5cmの積雪が予想されています。
気象予報士の佐藤一郎氏(仮名)は、「予想以上に気温が低くなったり、降水量が多くなったりした場合、警報級の大雪となる可能性も否定できません。最新の気象情報に注意し、早めの備えをお願いします」と注意を呼びかけています。
東京23区の積雪と注意点
東京23区を含む関東の平野部でも、8日(土)夜から9日(日)朝にかけて雪が降り、うっすらと積もる可能性があります。積雪が少なくても、路面凍結によるスリップ事故の危険性が高まります。車の運転はもちろん、徒歩や自転車での移動も十分注意が必要です。
特に、橋の上やトンネルの出入り口、日陰などは凍結しやすい場所です。歩行の際は、滑りにくい靴を履き、小さな歩幅で歩くように心がけましょう。また、自転車に乗る場合は、スピードを控えめにし、急ブレーキや急ハンドルを避けるようにしましょう。
雪が降っていなくても、気温が低い場合は路面が凍結している可能性があります。外出の際は、路面状況をよく確認し、安全に注意して行動してください。
週末は最新の気象情報を確認し、安全に過ごしましょう。