【赤坂泰彦が語る『THE夜もヒッパレ』秘話】あの頃を振り返る!

伝説の音楽番組『THE夜もヒッパレ』。華やかなステージ、豪華な出演者、そして、番組を盛り上げたDJ赤坂泰彦氏。当時を懐かしむ方も多いのではないでしょうか。今回は、赤坂氏へのインタビューから、知られざる『THE夜もヒッパレ』の裏側を紐解いていきます。あの頃の熱狂を再び、一緒に体感しましょう!

カラオケ番組…ではない!?驚きの制作現場

「『THE夜もヒッパレ』って、ただのカラオケ番組でしょ?」そう思っている方もいるかもしれません。しかし、赤坂氏によると、制作現場は想像以上に真剣そのもの。番組で見せる“楽しく歌っている”雰囲気とは裏腹に、プロフェッショナルなスタッフ達が集結し、緊張感あふれる現場だったといいます。

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赤坂氏は、専属ディレクターと共に、作家が書いた台本に英単語を散りばめたり、アドリブを加えたりしながら、最終版の台本を作り上げていたそうです。音楽番組DJの舞台裏、まさに職人技ですね。

半音のズレも見逃さない!プロのこだわり

リハーサルは入念に行われ、スケジュールは分刻み。午前中のスタジオ入りから始まり、全曲紹介、カメリハーサル、最終テスト、そして本番へと続くハードスケジュールだったとのこと。

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さらに驚くべきは、ディレクター陣の音楽へのこだわり。譜面を読めて音程のズレにも敏感な彼らは、ハモりや半音のズレも見逃さず、居残りでの録り直しを指示することもあったそう。「残業してくださーい」という声も飛んでいたとか。

完璧なパフォーマンスを見せたアーティストたち

そんな厳しいチェックの中、一度も残業しなかったアーティストも。安室奈美恵やSPEEDは、その歌唱力で現場を圧倒していたといいます。

一方、残業回数が多かったのは森脇健二氏。歌手ではない彼が、プロの歌手でも難しい完璧な歌唱を求められるのは、少し酷だったかもしれませんね。赤坂氏は当時を振り返り、笑顔で語っていました。

次回予告:さらにディープな『ヒッパレ』の世界へ

今回は、『THE夜もヒッパレ』の制作現場の裏側を垣間見ることができました。次回のインタビューでは、さらに深く番組の魅力に迫ります。お楽しみに!