三菱UFJ銀行、女性行員の出産を支援!卵子凍結費用を最大40万円補助へ

三菱UFJ銀行は、39歳以下の女性行員を対象に、卵子凍結にかかる費用を最大40万円補助する新たな取り組みを開始します。これは、仕事とプライベートの両立を目指す女性行員のキャリア形成を支援するための画期的な施策です。

キャリアと出産の両立を応援:卵子凍結費用補助制度とは?

近年、加齢による妊娠の難しさへの対策として、卵子凍結を選択する女性が増えています。しかし、健康保険の適用外であるため、一回の採卵・凍結に30万~60万円程度の費用がかかるのが現状です。そこで、三菱UFJ銀行は、女性行員が安心して将来設計を描けるよう、卵子凍結費用の一部を補助する制度を導入することを決定しました。年間200~300人の利用を見込んでいます。

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女性が活躍する三菱UFJ銀行:多様なニーズに応える福利厚生

三菱UFJ銀行では、正社員の約6割が女性です。これまでも育児休業や復職支援など、子育て世代へのサポートは行ってきましたが、出産前の支援については更なる充実が課題となっていました。卵子凍結費用補助は、女性行員からの要望に応える形で実現したもので、大手銀行としては初の試みとなります。

不妊治療への支援も拡充:更なるサポートで社員の安心を確保

卵子凍結費用補助に加えて、不妊治療を行う行員とその配偶者に対しても、性別を問わず10万円の補助を開始します。 これは、不妊治療というデリケートな問題に寄り添い、社員の心身の健康をサポートする取り組みの一環です。

未来への投資:女性活躍推進と少子化対策への貢献

東京都など一部の自治体やメルカリなどのIT企業では既に導入されている卵子凍結費用補助制度。三菱UFJ銀行もこの流れに追随し、女性がより活躍できる職場環境づくりを推進します。出産・育児に関する不安を軽減することで、少子化対策にも貢献できることが期待されます。

より働きやすい環境へ:多様な支援制度で社員の成長を促進

従来の育児休業や復職前面談といった支援制度に加え、今回の卵子凍結費用補助と不妊治療費補助は、社員の多様なライフプランをサポートするための重要な一歩です。 三菱UFJ銀行は、今後も社員の声に耳を傾け、より働きやすい環境づくりに尽力していきます。