M-1グランプリ2022で鮮烈な決勝デビューを果たしたジョックロック。結成わずか2年半での快挙は、まさにM-1ドリーム。37歳と26歳、11歳差のコンビが語るM-1への熱い思い、そして今後の展望とは?NumberWebインタビュー後編をお届けします。
9位という結果、そして令和ロマンの存在
M-1グランプリ2022で9位という結果について、ジョックロックのお二人はどう捉えているのでしょうか。福本さんは、令和ロマンが大会全体のストーリーを作り上げた功績を高く評価しています。大会全体の盛り上がりは、出場者自身のパフォーマンスにも影響を与えるもの。全組が面白いと評される大会の中で、9位という結果もまた、肯定的に捉えられる側面があるようです。ゆうじろーさんも、大会の盛り上がりのおかげで「9位なの?」と驚かれることが多いと語り、結果以上に大会全体の成功を喜んでいます。
M-1グランプリ2022の舞台
決勝進出のメリットとデメリット、そして「競技漫才」への想い
決勝進出は、知名度向上という大きなメリットをもたらす一方で、新鮮味が薄れる、ハードルが上がるといったデメリットも伴います。福本さんは、一度顔見せできたことで宿題をもらえたと前向きに捉えています。彼らの漫才はM-1仕様の「スプリント漫才」であり、短時間で笑いをとることに特化しているとのこと。10分、15分と続く漫才とは異なる、M-1ならではの競技性を楽しんでいるようです。
M-1に最適化された「スプリント漫才」
ジョックロックの漫才は、M-1グランプリという舞台に最適化された「スプリント漫才」です。短時間で爆発的な笑いを生み出すことに特化しており、わかりやすい笑いを追求しています。福本さんは、競技漫才は競技漫才で面白いと語り、M-1という舞台だからこそ進化する漫才の形があると考えています。
今後の展望、そして目指すは優勝
M-1グランプリ2022での経験を糧に、ジョックロックの漫才はさらに進化していくことでしょう。福本さんは、次は優勝を目指すと力強く宣言しています。彼らのM-1への挑戦は、まだまだ始まったばかりです。今後の活躍に期待が高まります。