米、貿易戦争回避に積極的でないもよう EU貿易担当相


セフコビッチ委員は記者団に対し、関税の応酬による「不必要な苦痛」回避に向けた対話を開始する目的で、先月米ワシントンを訪問したと語った。会合で双方が追求すべき相互利益の分野を複数特定したものの、「米政権は合意形成に取り組んでいるようには見るない」とした。

その上で、誰も関税で得をすることはなく、EUは建設的な交渉を進める用意ができていると強調。「われわれの扉は開かれている。しかし無論、好ましい結果に至らなければ、われわれは常に欧州の企業、労働者、消費者を不当な関税から守る」と言明し、「われわれはその点について非常に明確にしており、米国側もそれを理解しているはずだ」と述べた。



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