天皇陛下の誕生日を祝う一般参賀。華やかな場で注目を集めるのは、雅子さまのエレガントな装いです。特に令和以降、天皇誕生日一般参賀では雅子さまが必ずブルー系のドレスをお召しになっていることに、気づかれた方も多いのではないでしょうか。今回は、雅子さまのファッションに込められた想いと、その背景にある天皇陛下との絆について探ります。
雅子さまのブルーのドレス：天皇陛下への深い敬愛の証
2月23日に行われた天皇誕生日一般参賀。雅子さまは、繊細な刺繍が輝くロイヤルブルーのローブ・モンタントをお召しになり、天皇陛下のお誕生日を祝福されました。このローブ・モンタントは、2023年の天皇誕生日一般参賀でも着用されたもので、雅子さまのお気に入りの一着のようです。
25年、天皇誕生日一般参賀での雅子さま
ファッションライターの味澤彩子さんによると、天皇陛下のネクタイ、雅子さまと愛子さまのドレスがグレーとブルーのトーンで統一されており、ご一家の仲の良さと、天皇陛下をお支えする強い絆が感じられるとのこと。過去の歌会始の儀などでも着用されていることから、お気に入りのものを大切にされている雅子さまのお人柄も垣間見えます。
令和の一般参賀における雅子さまのファッション：ブルーのドレスに込められたメッセージ
令和以降の天皇誕生日一般参賀では、雅子さまは毎回ブルーのドレスをお選びになっています。皇太子妃時代にも新年一般参賀でブルーのドレスを着用されることはありましたが、皇后となられてからは、新年は白やイエロー、天皇誕生日はブルーと、使い分けがされているようです。
雅子さまのブルーの選択：天皇陛下のライフワークへの配慮
なぜ雅子さまは天皇誕生日一般参賀でブルーをお選びになるのでしょうか？味澤さんは、天皇陛下への深いお心遣いが込められているのではないかと推察しています。
天皇陛下のライフワークの一つは「水」です。誕生日会見でも水問題への取り組みに言及されており、3月5日には水問題に関するシンポジウムに出席され、「これからも水に関する興味を持ち続けていきたい」と述べられました。
雅子さまも、「豊かな海づくり大会」など、水に関連する公務ではブルーの装いをされることが多いです。今回の一般参賀でのブルーのドレスも、天皇陛下のライフワークへの敬意と、ご興味に寄り添う雅子さまの温かいお気持ちが表れているのかもしれません。
ご一家の装いから見える絆：調和のとれたコーディネート
天皇陛下、雅子さま、愛子さまのコーディネートは、色合いや雰囲気の調和がとれており、ご一家でのお祝いの気持ち、そして国民への温かいメッセージが伝わってきます。
天皇誕生日という特別な日に、雅子さまのファッションは、国民に感動と喜びを与えてくれました。これからも、雅子さまの温かいお人柄と、天皇陛下との強い絆が、国民に希望と勇気を与えてくれることでしょう。
