東日本大震災から14年。3月11日、福島県で行われた追悼復興祈念式典で、石破茂首相の居眠り疑惑が浮上し、波紋を広げています。式典の様子はインターネットで中継され、その中で目を閉じた石破首相の姿が映し出されていました。
国民の反応は？
式典では、福島県の中学生たちが綴った「未来への手紙」が朗読されました。この感動的な場面で、石破首相は目を閉じ、椅子の背にもたれていたのです。この様子を見た国民からは、SNSを中心に批判の声が殺到しています。
「不謹慎」「信用できない」の声多数
「哀悼の意を表さずに居眠り？」「動画を見たら、明らかに寝ていた」「目を閉じて聞いていたのかも知れないが、寝ているようにしか見えない。もう信用できない」など、厳しい意見が相次いでいます。
alt
一部では、写真が悪意を持って切り取られた可能性を指摘する声もありました。しかし、動画で確認すると、確かに目を閉じている時間が長く、居眠りを疑われても仕方のない状況でした。
石破首相の釈明は？
その後、石破首相は壇上で震災の教訓を継承し、防災体制強化への決意を表明しました。「最愛の家族や親族、友人を失われた方々のお気持ちを思うと、哀惜の念に堪えず、衷心より哀悼の誠をささげる」と述べましたが、その言葉とは裏腹な態度に、国民の怒りは収まりそうにありません。
過去の居眠り疑惑も
実は、石破首相の居眠り疑惑は今回が初めてではありません。過去にも同様の指摘があり、その度に批判を浴びてきました。多忙な日々を送る首相とはいえ、国民の代表として、式典での振る舞いにはより一層の注意が必要ではないでしょうか。
震災の教訓を風化させないためにも、そして国民の信頼を取り戻すためにも、石破首相には真摯な対応が求められています。
専門家の見解は？
政治評論家の山田一郎氏（仮名）は、「今回の件は、石破首相のイメージを大きく損なう結果となった。国民感情を逆なでする行為であり、今後の政権運営にも影響を与える可能性がある」と指摘しています。
東日本大震災では、津波の被害に加え、福島第一原発事故も発生し、甚大な被害をもたらしました。震災の記憶、そして教訓を未来へ繋いでいくためにも、政治家にはより一層の責任感と自覚が求められます。
