モーニング娘。のメンバーである北川莉央さん(21)が、年内をもってグループを卒業することを発表しました。この発表の翌日、一部スポーツ紙が北川さんがテレビ東京のアナウンサーに内定したと報じ、芸能界とインターネット上で大きな波紋を広げています。テレビ東京側は「内定者等の情報については従来、お答えしておりません」とコメントし、報道を否定しなかったことから、その信憑性が高まっています。この華々しい転身劇の裏で、彼女の過去の「裏アカウント」騒動が再びクローズアップされ、世間の厳しい視線を集めています。
モーニング娘。を卒業し、テレビ東京アナウンサー内定が報じられた北川莉央さん
北川莉央、モーニング娘。卒業とキー局内定の報
10月20日、北川莉央さんが長年活動してきたハロー!プロジェクトの人気グループ、モーニング娘。からの卒業を発表しました。そして翌21日には、大手キー局であるテレビ東京のアナウンサーに内定したというニュースが飛び込み、多くのメディアやファンが驚きを隠せませんでした。テレビ東京が具体的な言及を避けたことは、報道内容を間接的に裏付ける形となり、世間の関心を一層高めています。アイドル活動を終え、新たなキャリアへと転身する彼女の選択は、大きな話題となっています。
先輩アナウンサー・紺野あさ美との対比
元アイドルが局アナとなるケースは珍しくありませんが、モーニング娘。の先輩にも同様の道を歩んだ人物がいます。現在フリーアナウンサーとして活躍する紺野あさ美さん(38)です。紺野さんはモーニング娘。絶頂期の2001年に加入し、2006年に大学進学を理由にグループを卒業。その後、慶應義塾大学を卒業し、テレビ東京にアナウンサーとして入社しました。彼女の場合、幼い頃からのアナウンサーの夢を持ち、学業に専念するためにアイドルを卒業したという明確な経緯があったため、ファンからは寂しさの声はあったものの、批判的な意見はほとんどありませんでした。この先輩アナウンサーとの比較は、北川さんの転身劇を語る上で避けて通れない要素となっています。
転身劇に影を落とす「裏アカ」騒動
しかし、北川さんのケースは、紺野さんとは大きく状況が異なります。彼女の転身劇には、過去の「裏アカウント」騒動が暗い影を落としています。北川さんは今年4月から活動を休止していましたが、その原因は、メンバーである牧野真莉愛さんや生田衣梨奈さんへの悪口を「裏アカ」(非公開のSNSアカウント)で投稿していたことがインターネット上に流出し、大炎上したことでした。具体的には、「牧野このツインテールで電車乗ってきた怖」「牧野のバカでかいダンスによりマイクを思いっきりぶつけられて負傷」「まじで生田早く辞めてくんねえかな」といった内容が公になり、北川さん自身もアカウントが自身のものであることを認め謝罪。この問題を受けて活動休止に入っていました。当初は今秋の復帰が予定されていましたが、活動再開のアナウンスではなく、キー局内定という形で彼女の動向が報じられたことで、批判の声が噴出しています。
ネット上の厳しい声と今後の展望
テレビ東京のアナウンサー内定を伝えるネットニュースのコメント欄は、案の定、厳しい意見で溢れかえっています。「やりたい放題だな」「アナウンサーも腰掛けに見える」「他のメンバーの悪口を言って活動停止になったような人を採用するテレ東もどうかと思う」「会社のイメージダウンにしかならない」といった批判が多数寄せられています。
アイドルとして輝かしいキャリアを歩んだ彼女が、まさかの形でテレビ局のアナウンサーという新たな道に進むことに対し、世間の目は非常に厳しいです。このまま「お騒がせアナ」として話題を呼び続けるのか、あるいはその専門性と信頼性を確立できるのか、北川莉央さんの今後の活動は、多方面から注目されることとなるでしょう。
出典: https://news.yahoo.co.jp/articles/0f2375e5cb8bd357c7935c54964e124b233475c4