フジテレビの入社3年目・岸本理沙アナウンサー(25)が退社することが15日、分かった。週刊文春電子版が報じた。同サイトによると、岸本アナは3月いっぱいで退社予定。異業種に転職することが決まっているという。フジテレビはデイリースポーツの取材に対して「社員の個別事案に関してはお答えしておりません」とコメントした。
【表】今年に入ってフジはや4人目 退社が明らかになった民放キー局アナ
岸本アナは幼少期をアメリカで過ごし、英語が堪能。慶応義塾大学経済学部を卒業し、22年4月にフジテレビへアナウンサーとして入社した。3年目の現在は、情報番組「めざまし8」の金曜MCや、バラエティー番組「ぽかぽか」の火曜日レギュラーなどを担当。「きっしー」の愛称で親しまれ、期待されていた。
1月24日放送の「めざまし8」では、前日に行われた同局経営陣による社員説明会について言及していた。会場で最初から最後まで参加したといい、自身が3年目という立場と前置きした上で「不安でしかない説明会だった」と素直な思いを告白。「声が届くように一社員として、働きかけないといけないなと思った」とも語っていた。
芸能界を引退した元タレント・中居正広氏と女性のトラブルを巡る問題を受け、同局は昨年末から渦中となっていた。今年に入ってからはアナウンサーの退社発表が相次ぎ、西岡孝洋アナ、椿原慶子アナ、永島優美アナが3月末で退職することを報告していた。いずれも一連の報道を受けての退社を否定している。