明日18日(火)から19日(水)にかけて、全国的に雨や風が強まる予報です。西日本では山間部を中心に雪が積もり、交通機関への影響が懸念されます。車の運転は視界不良、スリップ、横風などに十分ご注意ください。
北海道・東日本：暴風雪や強風に警戒！交通情報を確認し、時間に余裕を
北海道の吹雪の風景
17日(月)の北海道は、発達した低気圧の影響で太平洋側を中心に暴風が吹き荒れ、猛吹雪となっている地域もあります。猛吹雪や吹きだまりによる交通障害、暴風、沿岸部では高波に警戒が必要です。18日(火)は一時的に気象リスクが低下するものの、19日(水)は局地的な雪や強風により再び交通への影響が懸念されます。関東地方では19日(水)に千葉県や茨城県など沿岸部で風による交通規制の可能性があります。最新の交通情報を確認し、時間に余裕を持って出発しましょう。
西日本：19日(水)に交通への影響大！山間部では積雪、冬装備を万全に
西日本の山間部の雪景色
17日(月)夜には九州北部で風の影響を受ける道路区間が出てくるでしょう。運転の際は速度規制などの交通情報に注意が必要です。18日(火)は上空の寒気を伴った低気圧の影響で、西日本を中心に急な強雨や雷雨に注意が必要です。19日(水)にかけて低気圧が東進し、冬型の気圧配置に変わります。近畿から九州の山間部では雪が降り、積雪となる所もあるでしょう。広い範囲で風が強まる見込みです。18日(火)夜から広範囲で交通への影響が出始め、19日(水)は中国地方や九州地方で特に大きな影響が出ると予想されます。峠越えなど、山間部を通行する際は冬用タイヤやチェーンなどの雪対策を万全にし、スリップ事故に十分注意してください。気象予報士の山田氏（仮名）は、「特に山間部では路面の凍結にも注意が必要だ」と警鐘を鳴らしています。
路面の凍結：橋の上、トンネル出入口、交差点、日陰…危険個所を把握し安全運転を
凍結した道路
雪や雨が降った後の路面は、気温が下がると凍結しやすくなります。特に注意が必要な場所は、橋の上や歩道橋、トンネルの出入り口、交差点、そして日陰です。橋の上は地面からの熱が伝わりにくく、風通しも良いため凍結しやすくなります。吹雪の際は視界不良と強風、そして凍結という三重苦に見舞われる可能性があり、非常に危険です。トンネルの出入り口は内外の路面状況が大きく異なる場合があり、急なハンドルの操作は禁物です。交差点やカーブでは十分に減速し、ハンドルを切ったままブレーキを踏むのは避けましょう。日陰は路面が凍結すると溶けるまでに時間がかかるため、注意が必要です。
道路交通情報センターの佐藤氏（仮名）は、「冬期の運転は危険が潜んでいます。最新の気象情報と交通情報をこまめに確認し、安全運転を心がけてください」と呼びかけています。
