イスラエル軍、ガザ地区で大規模空爆 300人以上死亡 停戦合意めぐり“暗雲”


日テレNEWS NNN

【画像】中東情勢これまでの経緯(2025年1月16日放送news every.より)

イスラエル軍は18日、「政府の指示を受け、ガザ地区でイスラム組織ハマスを標的に大規模な空爆を行っている」と発表しました。

中東アルジャジーラによりますと、空爆は1月19日の停戦以来、最大規模だとみられていて、これまでに子供を含む少なくとも342人が死亡したということです。

またロイター通信は、この空爆でハマスの幹部が少なくとも5人死亡したと伝えています。

ガザ地区をめぐっては、恒久的な停戦に向け交渉が行われていましたが、イスラエル首相府は18日、「ハマス側が人質の解放や全ての提案を拒んだため、軍に強固な行動をとるよう指示した」と発表しています。

ハマス側は「イスラエル政府は停戦合意を一方的に破棄しようとしている。ガザ地区にいる人質を未知の運命にさらす」との声明を発表しましたが、イスラエル軍高官は、「攻撃は必要な限り継続し、空爆以外にも拡大する」と発言していて、今後さらに情勢が悪化する可能性があります。



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