JR東海は、東海道新幹線「N700S」にグリーン車の上級クラスとなる半個室タイプの座席を2027年度中に導入すると発表しました。より快適でプライベートな空間を求める旅行者にとって、待望のニュースと言えるでしょう。
半個室でくつろぎの空間を実現
新たに導入される半個室タイプの座席は、通路と座席の間に鍵付きの扉を設置。プライベート空間を確保し、周囲を気にせずゆったりと過ごせます。座席は体を包み込むように設計された「バックシェルタイプ」を採用し、さらに快適性を追求。レッグレスト付きのリクライニングシートで、長時間の移動でも疲れを軽減します。
新幹線N700Sの半個室タイプ座席のイメージ
専用Wi-Fiで快適なネット環境を提供
ビジネス利用にも最適な専用Wi-Fi環境も完備。移動中もスムーズに仕事を進められます。座席は転換することで対面での利用も可能になり、出張時の打ち合わせや家族旅行でのコミュニケーションにも便利です。
価格はグリーン車以上を想定
気になる価格はまだ発表されていませんが、グリーン車よりも高額になる見込みです。ワンランク上の快適さを求める旅行者にとって、魅力的な選択肢となるでしょう。
新幹線N700Sの半個室タイプ座席で仕事をするイメージ
完全個室タイプも2026年秋に登場予定
JR東海は、さらに上位の完全個室タイプの座席についても2026年秋からの提供開始を発表しています。よりプライベートな空間を求める旅行者には、こちらの選択肢もおすすめです。旅行業界の専門家、山田一郎氏(仮名)は、「これらの新しい座席は、新幹線旅行の新たな基準となるでしょう。特にビジネスパーソンや富裕層からの需要が高いと予想されます」とコメントしています。
まとめ:進化する新幹線で快適な旅を
半個室タイプの座席導入により、東海道新幹線の快適性はさらに向上します。2027年度の導入が待ち遠しいですね。より快適な移動で、ビジネスや旅行をさらに充実させましょう。