漁師「白いダイヤとは言いづらい…」減少傾向だったシラスウナギに“異変” 2025年は豊漁も価格は“暴落”


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■「白いダイヤ」が一転… 豊漁で“価格暴落”

水槽には、まだまだ生態に謎が多い二ホンウナギが展示されています。日中は暗い場所を好むため、土管の中に入ってしまうことが多いそうですが、この日は、ウネウネと体を動かし泳ぐ姿も見られました。

海津市南濃町を流れる揖斐川の支流「津屋川」では夜になると、川の両側がライトで照らされ、網を持った漁師たちが水中をのぞき込んでいます。

にょろにょろと動く透明な生き物はウナギの稚魚、シラスウナギです。

伊藤さん:
「100匹以上は取れましたね。多いですね、今年は。元気いいですよ」

海津市の漁協によりますと、2025年は2月末までの漁獲量はおよそ8キロほどで、前年の2月から4月の1シーズンで獲れたおよそ5キロを上回るペースです。

伊藤さん:
「(白いダイヤとは)言いづらいわね。あまりにも安すぎるわね。まぁ安くてもたくさんおる方が楽しいわ」

■物価高が続く中…「うな丼」 値下げに期待の声も

シラスウナギの高騰に加え、電気代のほか米や漬物などの価格も高騰し、うな丼定食はおよそ2年前と比べて700円ほど値上げしています。



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