【セルフ給油の落とし穴】軽自動車に軽油はNG!燃料入れ間違いを防ぐ3つのポイント

日本のガソリンスタンドでは、セルフサービスが主流になりつつあります。手軽で便利になった反面、気をつけたいのが「燃料の入れ間違い」。特に「軽自動車だから軽油」という誤解は危険!この記事では、燃料入れ間違いの現状と、その防止策を分かりやすく解説します。

燃料入れ間違い、実は深刻な問題

セルフ式ガソリンスタンドの普及に伴い、燃料の入れ間違いによるトラブルが増加しています。JAFのデータによると、燃料入れ間違いによる救援要請は月100件を超えることも。レンタカー利用時や、軽自動車に軽油を入れてしまうケースが目立ちます。「まさか自分が…」と思わず、正しい知識を身につけることが大切です。

セルフ式のガソリンスタンドで給油する様子セルフ式のガソリンスタンドで給油する様子

入れ間違いを防ぐ3つのポイント

燃料入れ間違いによる車の故障は、大きな損害につながることも。それを防ぐために、以下の3つのポイントを意識しましょう。

1. ノズルと給油口の色・形状を確認

ガソリンスタンドでは、燃料の種類ごとにノズルと給油口の色が分けられています。レギュラーガソリンは赤、ハイオクガソリンは黄、軽油は緑。また、ノズルの太さも軽油の方が太いため、ガソリン車には入らないようになっています。給油前に必ず色と形状を確認しましょう。自動車整備士の山田さん(仮名)は、「給油口に表示されている燃料の種類も必ず確認するように」とアドバイスしています。

2. 給油口の表記を確認

給油口には、指定の燃料の種類が表記されています。「軽油」や「ディーゼル」、「レギュラー」、「ハイオク」、「無鉛プレミアム」など。給油前に必ず確認し、自分の車に合った燃料を選びましょう。

給油ノズルの写真給油ノズルの写真

3. 注ぎ足し給油は厳禁!

燃料が満タンになると、ノズルのセンサーが反応して自動的に給油が停止します。「ガチッ」と音がしたら、それ以上給油しないようにしましょう。注ぎ足し給油は燃料の吹きこぼれにつながる危険があります。

まとめ:安全なセルフ給油のために

セルフ給油は便利ですが、燃料の入れ間違いは重大なトラブルにつながります。今回ご紹介した3つのポイントを参考に、安全でスムーズな給油を心がけましょう。給油方法に不安がある場合は、ガソリンスタンドのスタッフに声をかけるか、車の取扱説明書を確認することをおすすめします。 運転免許を取得したばかりの方は、教習所では教えてくれない給油の知識をしっかり身につけて、快適なドライブを楽しみましょう!