JR東海は7日、ゴールデンウイークを含む4月24日~5月6日の東海道新幹線の利用客が前年同期比94%減の29万2千人だったと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大で外出自粛の動きが強まっているため。緊急事態宣言の延長を受け、11日以降は「のぞみ」を現在より3~4割程度減らし、1時間に3本程度の運行とする。
連休中の新幹線利用のピークは下りが5月1日、上りが6日だった。期間中には車両故障で部分運休や遅延が発生した。在来線の特急列車の利用客は96%減の1万1千人だった。
名古屋鉄道も同期間の全線の利用状況を発表。定期を使わずに切符を購入しての利用客は80・6%減の96万人だった。中部国際空港駅の乗降人数は94・8%減の1万9千人と大幅に落ち込んだ。