小池百合子氏と玉木雄一郎氏、蜜月関係から政界再編の鍵を握る?

東京都知事の小池百合子氏と国民民主党代表の玉木雄一郎氏。一見異なる立場ながら、実は深い関係にあると言われています。その蜜月ぶりから、今後の政界再編に大きな影響を与える可能性が囁かれています。jp24h.comでは、この2人の関係性と今後の政界への影響について徹底解説します。

小池氏と玉木氏の蜜月関係、都議選から国政へ

小池氏と玉木氏の関係は、2017年の希望の党結成に遡ります。当時、小池氏から代表を引き継いだ玉木氏は、以来小池氏と良好な関係を築き、頻繁に連絡を取り合っているとのこと。都民ファーストの会の都議によると、今年1月には会談を行い、都議選での連携を約束したそうです。

都議選に向けて、都民ファーストの会と国民民主党の選挙区調整が進められており、小池氏は国民民主党を巻き込み、都議会での連立組み換えを画策しているとの見方もあります。都議会自民党の「裏金問題」の影響でベテラン議員の落選が予想される中、小池氏は都民ファーストの会、国民民主党、公明党で過半数獲得を目指しているという情報も。

小池百合子氏と玉木雄一郎氏小池百合子氏と玉木雄一郎氏

さらに、両者の協力体制は国政にも及ぶ可能性があります。参院選の東京選挙区では、都民ファーストの会が国民民主党の候補を推すという噂も。都民からの支持を集める小池氏と、高い人気を誇る玉木氏がタッグを組めば、その影響力は計り知れません。

公明党の接近、そして「新進党」構想?

国民民主党には、公明党も接近しているという情報があります。斉藤鉄夫代表が石破茂元幹事長に「103万円の壁」引き上げを巡って直談判するなど、両党の距離は縮まっているようです。小池氏、玉木氏に創価学会の組織票が加われば、まさに「鬼に金棒」。このトライアングルが実現すれば、希望の党にいた立憲民主党の議員や、日本維新の会の一部議員が合流する可能性も。全国紙政治部記者によると、現職で150~200人規模の勢力になれば、一気に政権交代を狙えるとのことです。

国会で玉木氏に都民ファーストの会や公明党との連立の可能性を尋ねたところ、「新進党みたいにね」と意味深な発言。政界再編の可能性を問うと、「それが日本に残された唯一の希望だと書いてください」と否定しませんでした。都民ファーストの会の区議も、「小池氏はまだ72歳。任期途中でも、国政返り咲きは十分ありうる」と語っています。

政界再編の行方、”希望”は生まれるか?

小池氏と玉木氏の蜜月関係、そして公明党の接近。これらの動きは、政界再編の大きなうねりとなるのでしょうか。今後の動向に注目が集まります。果たして、「新進党」のような大きな塊が誕生し、政界に新たな”希望”をもたらすのでしょうか?