政治ジャーナリストの田崎史郎氏が22日、日本テレビ系「ウェークアップ」に出演。与野党入り乱れて意見が3つに割れている企業・団体献金の是非について言及した。
番組の最後で、与野党で年度内に結論を出すことで合意している企業・団体献金の是非について取り上げた。自民党は「禁止より公開」として既に法案を提出しているのに対して、立憲民主党や日本維新の会など野党5会派が共同で「原則禁止」とする法案を提出。公明、国民民主党は「禁止ではなく規制強化」を掲げて法案を提出することにしている。
中谷しのぶキャスターが「年度内で結論を出すとしています企業・団体献金なんですけれども、各党割れていますが、田崎さん、どうまとまりそうでしょうか?」と質問。
田崎氏は「来週の最大の焦点は公明と国民民主が案を出すことになってるんで、その案がどういう内容になるか。自民党はその案に乗ってもいいというふうに考えているんですね」と指摘。続けて「公明や国民民主にしたら自民党に助け舟を出したように見られたくない。そうすると結果的にハードルが高くなって、まとまらない可能性の方が高いんですけれども、しかし何とか結論を見いだしてほしい」と述べた。
ここで番組パートナーの安部敏樹氏が「企業・団体献金、いるんですか?」と直球質問。田崎氏は一瞬、言葉に詰まりながらも「僕は…必要だろうと思いますね」と答えていた。