U-22韓国代表、中国にまさかの敗北!AFC U-23アジアカップ予選へ暗雲

サッカーU-22韓国代表が、中国で開催されたCFA招待4カ国U-22親善大会で、開催国中国に衝撃的な敗北を喫しました。AFC U-23アジアカップ予選を9月に控える中、不安を抱える結果となりました。

若き韓国代表、中国の地で苦戦を強いられる

2023年6月23日、中国江蘇省塩城五輪スポーツセンタースタジアムで行われた第2戦。韓国はホームの中国に0-1で敗北。後半41分、中国のリウハオパン選手にゴールを許し、そのまま試合終了のホイッスル。初戦のベトナム戦を1-1の引き分けで終えていた韓国は、これで1敗1分けという厳しい状況に追い込まれました。

U-22韓国代表の試合風景U-22韓国代表の試合風景

正式監督不在の影響は?暫定体制での大会参加

今回のU-22韓国代表は、9月に開催される2026 AFC U-23アジアカップ予選に向けた強化試合としてこの大会に参加。事実上のU-23代表チームとなります。しかし、現在正式な監督が不在という異例の事態。大韓サッカー協会の前任指導者であるイ・チャンヒョン氏、チョ・セグォン氏、キム・デファン氏が交代で指揮を執る暫定体制での大会参加となっています。Jリーグでも活躍した経験を持つベテラン指導者たちの手腕をもってしても、チームを勝利に導くことはできませんでした。

2年ぶりの黒星、アジアカップ予選への課題

韓国がU-23代表チーム同士の対戦で中国に敗れるのは、2023年6月の金華での評価試合(0-1)以来、約2年ぶり。韓国サッカー協会関係者からは「想定外の敗戦」との声も聞かれました。過去のU-23代表同士の対戦成績は13勝3敗3分け。長年韓国が優位に立っていた歴史を考えると、今回の敗戦は大きな痛手と言えるでしょう。サッカー評論家のパク・ムンス氏(仮名)は、「守備の連携不足と攻撃の決定力不足が敗因。アジアカップ予選までに修正が必要だ」と指摘しています。

最終戦ウズベキスタン戦に勝利なるか?

韓国は25日にウズベキスタンと最終戦を行います。強豪ウズベキスタン相手に勝利を収め、AFC U-23アジアカップ予選に向けて弾みをつけたいところです。 若き韓国代表は、この敗戦をバネに、どのように成長していくのでしょうか。今後の戦いから目が離せません。