「妻殺害の理由知りたい」 事件から20年、夫呼び掛け

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 名古屋市西区のアパートで平成11年、住人の主婦高羽奈美子さん=当時(32)=が殺害された事件は13日で発生から20年となった。未解決のままで、遺族や愛知県警西署捜査本部の捜査員約20人が現場近くの商業施設でチラシを配り、情報提供を訴えた。夫の悟さん(63)は「妻が殺された理由を知りたい。私が生きているうちに逮捕を」と報道陣に話した。

 チラシには、現場での目撃情報や残された血痕から、「犯人像はB型の女で身長160センチ、靴のサイズ24センチ。現在の年齢は60歳前後」などと記され、悟さんと一緒に当時2歳だった長男で大学生の航平さん(22)や千賀俊彦署長らが配布した。

 終了後、航平さんも取材に応じ「一刻も早く犯人が捕まってほしいと毎日思う」と語った。

 千賀署長は「20年たった今も懸命な捜査を続けている。わずかな情報でも提供を」と呼び掛けた。

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