高市早苗氏、日本初の女性首相に就任 – 菅前首相の「異変」に注目

2025年10月21日、高市早苗氏(64)が憲政史上初の女性首相として誕生した。政治とカネの問題や公明党の連立離脱という困難を乗り越え、日本維新の会との合意や無党派層の支持を得て新首相に選出された歴史的瞬間の議場で、ある重鎮議員の「異変」が静かに注目を集めている。

高市新首相誕生と祝福の議場

首相指名選挙の開票後、高市氏が新たな国のリーダーとして告げられると、議場は熱烈な拍手に包まれた。高市氏は直ちに立ち上がり、自身後方に座る麻生太郎氏(85)、岸田文雄氏(68)ら歴代首相経験者たちに深々とお辞儀をした。高市氏を総裁選で支えた麻生氏はもちろん、岸田氏も笑顔で盛大な拍手を送り、歴史的な瞬間を祝福した。

日本初の女性首相として選出された高市早苗氏が議場で挨拶日本初の女性首相として選出された高市早苗氏が議場で挨拶

菅義偉前首相の「異変」とSNSの反応

しかし、その祝福ムードの中、菅義偉氏(76)の様子が“異変”として注目された。政治部記者は「高市氏がお辞儀した際、菅氏は目線も動かさず終始うつろな表情。拍手も周囲に比べ弱々しく、低い位置でゆっくりと動かすばかりでした」と語る。投票時の前屈みの姿勢や弱々しい足取りも指摘され、年上の麻生氏や平沢勝栄氏(80)の方がはるかにしっかりしている様子だった。この菅氏の姿はSNS(X)で拡散され、「魂抜けちゃってるみたい」「年上の麻生さんの方が元気」といった体調を心配する声が続出した。

高市新首相の指名時、虚ろな表情で拍手する菅義偉前首相高市新首相の指名時、虚ろな表情で拍手する菅義偉前首相

繰り返される体調不安説と新内閣の注目

菅氏の体調懸念は、首相退陣後も報じられてきた。昨年10月の衆院選期間中の支援者とのグータッチ時の硬直した動きや、今年7月の参院選翌日の会見での虚ろな表情など、その都度、健康状態を心配する声が上がっている。一方、高市新内閣では小泉進次郎氏(44)が防衛大臣に抜擢されるなど、フレッシュな顔ぶれも。政界の重鎮たちの健康状態、そして新体制の人事が今後の政治にどう影響するか、引き続き関心が寄せられる。

憲政史上初の女性首相として高市早苗氏が誕生したこの日は、日本の新たな政治の幕開けを告げた。その一方で、国の重責を担った菅義偉前首相の体調への懸念も浮上している。高市新内閣が内外の課題にどう向き合い、リーダーシップを発揮していくのか、今後の政権運営に注目が集まる。

参考文献

[1] Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/d4debd52fbdf8f50b71012f196ec99f481a3adf8
[2] Jisin.jp
https://jisin.jp/domestic/2528366/image/1/?rf=2&utm_source=yahoonews&utm_medium=referral&utm_campaign=photo