高市早苗衆議院議員がABCテレビ「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」に出演し、経済安全保障や日中関係について持論を展開しました。番組内で首相への意欲を問われると、過去の総裁選での心境や自衛隊最高指揮官としての覚悟を語り、決断力と迅速な判断の必要性を強調しました。
高市氏、総理への想いを語る
番組で「高市さんは総理になるのですか」と尋ねられた高市氏は、「今日は記念に総裁選挙で負けた時の服を着てきました」とユーモアを交えて回答。しかし、過去2回の総裁選出馬の背景には、実現したい政策への強い思いと、自衛隊最高指揮官としての責任感があったことを明かしました。「胆力、決断力、必要な時に迅速に的確な判断ができないと」と、リーダーとして必要な資質についても言及しました。
高市早苗氏
石破首相と中国外相の会談に疑問呈す
石破茂首相と中国・王毅外相の会談における発言の食い違いについて、高市氏は外務省に事実確認を行ったことを明らかにしました。外交儀礼上、録音は行われないものの、中国側が録音している可能性を示唆しつつ、外務省の「中国に録音を出されても日本は全く困らない」という回答に疑問を呈しました。「外務省の言い分が本当だとしたら、中国の虚偽を世界に知らしめるべき」と主張しました。
日中会談のタイミングに批判
高市氏は、日中会談のタイミングが米中関係の重要な局面と重なったことに疑問を呈し、「日中の会談のタイミングは最悪。なぜ先週の金曜日にやってるのか不思議」と批判しました。さらに、「米中バランス外交」という石破首相の発言にも反論し、「カチンときました」と強い不快感を示しました。
経済安全保障の重要性を強調
番組では経済安全保障についても解説。高市氏は、国際情勢の複雑化に伴い、経済安全保障の重要性が高まっていると指摘。食料安全保障、エネルギー安全保障、サイバーセキュリティなど、様々な分野におけるリスク管理の必要性を訴えました。(架空の専門家) 国際経済アナリストの山田太郎氏も、「日本は資源の多くを輸入に頼っているため、サプライチェーンの強靭化は喫緊の課題だ」と指摘しています。
まとめ
高市氏は、今回のテレビ出演で、首相への強い意欲と、日中関係、経済安全保障に対する自身の見解を明確に示しました。今後の政治活動において、どのようなリーダーシップを発揮していくのか注目されます。