ドバイで建設現場から転落し重傷を負ったウクライナ人インフルエンサー、マリア・コバルチュクさん(20)。ドバイ警察は事故と発表していますが、彼女の家族は納得していません。背景には、富裕層の間で行われているという悪名高い「Porta Potty」パーティーの存在が囁かれています。jp24h.comでは、この事件の真相と「Porta Potty」の実態に迫ります。
若きインフルエンサーに何が起きたのか?
3月19日、ドバイの路上で血まみれで発見されたコバルチュクさん。腕や脚、脊椎を骨折する重傷でした。ドバイ警察は、彼女が立ち入り禁止の建設現場に侵入し、高所から転落したと発表。しかし、家族は事件性を疑い、独自の調査を始めています。
ドバイの路上で重傷を負ったウクライナ国籍のインフルエンサー
コバルチュクさんは、3月9日にモデルエージェントの男性2人とイベントに出席後、行方不明になっていました。11日にはタイ行きの飛行機に乗る予定でしたが、搭乗していませんでした。一体、彼女に何が起きたのでしょうか?
闇のパーティー「Porta Potty」とは?
家族が疑うのは、「Porta Potty」と呼ばれる秘密パーティーへの関与です。このパーティーは、富裕層の間で行われており、巨額の金が動く性的搾取の温床になっていると噂されています。
「Porta Potty」は、文字通り「簡易トイレ」を意味します。その実態は謎に包まれていますが、人権擁護団体「ディテインド・イン・ドバイ」の代表、ラダ・スターリング氏によると、多くのインフルエンサーやアーティストが、ドバイへの招待を口実にこのパーティーに誘い込まれ、被害を受けているといいます。
日本人女性も標的に?
中東の湾岸諸国に詳しいジャーナリストA氏によると、ドバイに限らず、湾岸諸国では王族や富裕層が世界各国の女性をコンパニオンとして招き、パーティーを開くことは珍しくないといいます。中には、日本人女性も含まれており、高額報酬を謳って斡旋されているケースもあるそうです。
パーティーは富裕層の邸宅や高級ホテルで行われ、報酬は1回5万ドル(約750万円)にも及ぶといいます。しかし、その裏には性的搾取の危険が潜んでいるとA氏は警鐘を鳴らします。
ウクライナ国籍の美女インフルエンサー
事件の真相究明は?
コバルチュクさんの事件と「Porta Potty」の関連性は、現時点では明らかになっていません。しかし、家族の訴えを軽視せず、徹底的な調査が必要でしょう。ドバイ当局には、真相究明と再発防止に向けた取り組みが求められます。
「Porta Potty」のような闇のパーティーは、決して他人事ではありません。海外旅行や仕事で海外に行く際は、十分な注意が必要です。怪しい誘いには乗らず、安全を最優先に行動しましょう。