【焼肉きんぐ】嘔吐騒動で謝罪!衛生管理と顧客対応に批判集中、再発防止を誓う

焼肉食べ放題で人気の「焼肉きんぐ」が、客の嘔吐騒動をめぐり公式サイトで謝罪しました。SNSで拡散されたこの一件は、同社の衛生管理と顧客対応に疑問を投げかける事態となっています。一体何が起きたのでしょうか?

名古屋上飯田店で起きた嘔吐騒動とは?

3月28日、焼肉きんぐ名古屋上飯田店にて、泥酔状態の客が嘔吐するという騒動が発生しました。隣の席の客が店員に訴えたものの、泥酔客は席の移動を拒否。店員は袋を渡すなどの対応にとどまり、他の客への配慮や衛生面の措置が不十分だったと批判されています。

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SNSでの告発と焼肉きんぐの対応

この一件はSNSで告発され、瞬く間に拡散。本社に問い合わせた客への対応も割引のみで謝罪がなかったとされ、「衛生管理がなっていない」「顧客対応が不適切」といった批判が殺到しました。

焼肉きんぐは公式サイトで謝罪文を掲載。当日の店舗対応、その後の顧客対応の不備を認め、深く反省するとともに、誠心誠意対応していくと表明しました。

謝罪文の内容と再発防止策

謝罪文では、嘔吐した客への対応、周囲の客への配慮、衛生面の措置、責任者としての説明や謝罪のあり方など、不十分だった点を具体的に列挙。また、問い合わせた客への対応についても謝罪し、不信感を与えたことを認めました。

衛生管理については、全店舗で衛生マニュアルを整備し、嘔吐物処理や消毒方法を規定しているものの、今回の対応は不十分だったと反省。該当店舗では、翌日の営業開始前にノロウイルスにも有効な次亜塩素酸ナトリウム希釈液を用いた拭き上げや、食器の洗浄、消毒などを実施したと説明しています。

さらに、保健所への報告や従業員教育の徹底、再発防止への取り組みについても言及。「すべてのお客様にとって安心・安全な店舗運営を第一に考え、今後も会社一丸となって、誠実な姿勢で取り組んでまいります」と誓いました。

専門家の意見

飲食店経営コンサルタントの山田太郎氏(仮名)は、「今回の件は、飲食店にとって衛生管理の重要性を改めて認識させる出来事だ。マニュアルの整備だけでなく、従業員への徹底した教育と、緊急時の対応能力の向上が不可欠だ」と指摘しています。

今後の焼肉きんぐに期待されること

今回の騒動は、焼肉きんぐにとって大きな痛手となりました。しかし、この経験を教訓に、衛生管理体制の強化、顧客対応の改善に真摯に取り組むことで、信頼回復につなげることが期待されます。消費者は、焼肉きんぐが今後どのような対策を講じ、安全・安心な店舗運営を実現していくのか、注目しています。