ギリシャの人気リゾート島、ミコノス島とパロス島を襲った豪雨被害:美しい街並みが濁流にのまれる

ギリシャのエーゲ海に浮かぶ、”白い宝石”と称される美しいリゾート地、ミコノス島とパロス島が、集中豪雨による洪水に見舞われました。白い壁の街並みと青い海のコントラストで知られるこの楽園は、濁流によって大きな被害を受け、世界中から訪れる観光客に衝撃を与えています。

ミコノス島の白い街並みが濁流に飲み込まれる

ミコノス島では、茶色く濁った水が道路を激しく流れ、美しい街並みが濁流に飲み込まれる様子が確認されました。3月31日に発生した集中豪雨は、エーゲ海一帯に大きな影響を与え、ミコノス島はその被害の中心となりました。普段は白く輝く街並みが、まるで別世界のように変貌を遂げ、その光景は言葉を失うほどです。

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パロス島でも甚大な被害、街中に散乱する転覆した車

ミコノス島と同様に人気リゾート地として知られるパロス島でも、洪水による被害は甚大です。濁流は街中に押し寄せ、多くの車が水に浸かり、動けなくなりました。中には転覆した車も複数確認されており、被害の深刻さを物語っています。

パロス島の美しい白い建物が立ち並ぶエリアも、容赦なく濁流に襲われました。建物のすぐそばを、茶色い水が勢いよく流れる様子は、自然の脅威を改めて感じさせます。救急車が街路樹に引っかかり、かろうじて流されるのを免れたという報告もあり、緊迫した状況が伝わってきます。

一夜明けたパロス島の空撮映像は衝撃的

一夜明け、上空から撮影されたパロス島の映像は、さらに衝撃的なものでした。街の至る所にひっくり返った車や瓦礫が散乱し、まるで災害映画のワンシーンのようです。世界有数の美しい景観を誇るパロス島が受けたダメージは計り知れません。住民が撮影した映像には、複数台の車が濁流に流される様子も捉えられており、その光景は見る者の心を痛めます。

著名な旅行ジャーナリストである加藤健太郎氏は、「今回の洪水は、ギリシャの美しい島々が抱える自然災害のリスクを改めて浮き彫りにした。気候変動の影響も懸念される中、持続可能な観光のあり方を考える必要がある」と警鐘を鳴らしています。

負傷者・行方不明者はなし、復旧作業進む

ギリシャ当局によると、暴風雨により足止めされた13人が消防士によって救助されましたが、幸いにも負傷者や行方不明者は出ていないとのことです。現在、懸命な復旧作業が進められていますが、元の美しい姿を取り戻すまでには、まだ時間がかかる見込みです。

ミコノス島とパロス島の美しい街並みが一日も早く復旧することを願うばかりです。