ロシア、大規模徴兵で16万人動員!ウクライナ侵攻の行方は?

ロシアが近年最大規模の兵員動員を開始しました。16万人もの若者が徴兵対象となり、ウクライナ紛争の行方に大きな影響を与える可能性があります。今回は、この大規模徴兵の背景や今後の見通しについて詳しく解説します。

プーチン大統領、兵力増強を加速

プーチン大統領は、年2回行われる徴兵の最新段階を承認する大統領令に署名しました。今回の徴兵期間は4月1日から7月15日までで、18歳から30歳までの男性16万人がロシア軍に加わる予定です。これは昨年の春の徴兵よりも1万人、3年前と比較すると1万5000人以上もの増加となります。

2024年の戦勝記念日におけるロシア軍のパレードの様子2024年の戦勝記念日におけるロシア軍のパレードの様子

ロシア国営タス通信によると、今回の徴兵はプーチン大統領が推進するロシア軍全体の規模拡大の一環です。ロシア軍の総兵力は3年前には約100万人でしたが、現在では約150万人まで増加しています。

ウクライナ紛争の岐路と徴兵のタイミング

今回の大規模徴兵は、ウクライナ紛争が重要な局面を迎えている時期と重なります。ロシアは北朝鮮の支援を受けながらウクライナ軍への反撃を強めており、ウクライナ東部でも地上戦で着実に前進しています。一方、アメリカは紛争終結に向けた交渉の仲介を試みています。

ロシアの法律では、徴集兵を適切な訓練なしに前線へ派遣することは禁じられています。公式には、徴集兵はウクライナへ送られないとされています。しかし、実際には強制的に、あるいは騙されて契約書に署名させられ、ウクライナの前線に送られた徴集兵もいるという報告があります。

米ロ高官、ワシントンで会談へ

ウクライナ紛争の終結に向けた動きとして、ロシア側の主要交渉役であるキリル・ドミトリエフ氏がワシントンを訪問し、ウィトコフ中東担当特使と会談する見通しです。米ロ両国はウクライナ戦争の終結と米ロ関係の強化について協議するとみられています。ロシア高官がワシントンを公式訪問するのは、2022年のウクライナ侵攻開始以来初めてのことです。

軍事専門家(架空)である田中一郎氏によると、「今回の大規模徴兵は、ロシアがウクライナ紛争の長期化を見据えていることを示唆しています。徴集兵の訓練期間を考慮すると、彼らが実際に戦力として投入されるのは数ヶ月後になるでしょう。しかし、この動員はウクライナだけでなく、周辺国にも緊張をもたらす可能性があります。」

ドネツク州への攻撃続く

ウクライナ東部のドネツク州ポクロウスクでは、ここ数週間、ロシア軍による激しい攻撃が続いています。米ロ間の協議が続く中でも、ウクライナの都市への空爆は止んでいません。

この大規模徴兵がウクライナ紛争の行方にどのような影響を与えるのか、今後の動向に注目が集まります。