ENHYPENソンフン、炎上騒動渦中に来日 ファン“ガン無視”に失望の声

7月9日、固い表情でファンを掻き分けながら東京・銀座に現れたのは、現在大きな波紋を呼んでいる韓国ボーイズグループ「ENHYPEN」のソンフンだった。彼の後方には、黒色のフードを深く被ったジェイクの姿も見られた。彼らの来日は、直前に発生した「反日発言」に関する騒動の最中であったため、多くの注目を集めた。

銀座でのティファニーイベント

彼らの来日は、アジア最大の旗艦店となる「ティファニー銀座」のオープニングイベントに参加するためだった。同日午前に金浦空港から東京入りしている。女性誌『エル・ジャポン』の公式SNSでは、同イベントに登場した山田涼介とブランドアクセサリーを身につけた3ショットが公開されている。このSNS上で「ティファニーまとったご自身をひと言で表すなら?」との質問に対し、ジェイクは「“shine”にします。最近日本で“Shine On Me”をリリースしましたし、最も輝くティファニーだからこそ僕たちを輝かせてくれるから」と、日本のファンを意識した発言をしていたと芸能記者は伝えている。

過去の「jap」投稿問題

しかし、現在彼らは「反日発言」が波紋を呼び、日本のファンからの反感を買う事態に陥っている。この騒動のきっかけとなったのは、6月に行われたENHYPENの公式アプリ「Weverse」でのファン参加型リスニングパーティーだった。ファンとのチャットでのやり取りの中で、メンバーのソンフンが「Good jap」と投稿したのだ。

炎上騒動渦中のENHYPENソンフン、険しい表情で銀座に現れる炎上騒動渦中のENHYPENソンフン、険しい表情で銀座に現れる

「“jap”は日本人を意味するJapaneseの略称ですが、これは蔑称にあたります。特に第二次世界大戦中は、抗日プロパガンダの一種として多くの日系アメリカ人が“jap”と罵倒され、今日では差別語として広く認識されています。ソンフンはこの投稿を削除し、『Weverse』で《リスニングパーティーの時、僕が英語のスペルを間違えて書いたのが問題になりましたね。後でスペルが間違っていることを知って直したのですが、何の意図もなくスペルを間違えたのです》と釈明しました。しかし、他のメンバーもこの言葉を繰り返していたことや、本人からの直接的な謝罪がなかったことから、大炎上へと発展したのです」と前出の芸能記者は説明する。

日本のファンの反応

この騒動からわずか2日後に来日したソンフンを一目見ようと、銀座には300人以上の女性ファンが集結し、現場はごった返していた。多くのファンは当初、彼らが最初に利用した出入り口で待機していたが、人だかりが危険と判断されたためか、数名の外国人SPを含むスタッフに囲まれながら、別の出入り口から足早に出て行ったという。裏口で待っていたファンが声をかけたものの、2人に笑顔はなく、すぐに立ち去ってしまったと、現場に居合わせた日本のファンは語る。「あれだけ騒がせてしまった状況だったにもかかわらず、応援に来てくれた日本のファンを完全に無視するような態度だったのが、正直言って釈然としない思いです」。

7月5日、6日には東京公演を終え、8月2日、3日には大阪でのツアーも控えているENHYPEN。今後のパフォーマンスを通じて、日本のファンからの失望感を払拭できるかが注目される。

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