脂肪肝医が「休肝日はなくてもOK」と断言する意外な理由→100歳までお酒を楽しむために大切な飲み方


【図解で見る】3つ当てはまるとヤバい? 脂肪肝リスクがわかる『脂肪肝チェックテスト』

以下では、その栗原医師が「アルコールと肝臓の健康に関する新常識」について解説します。

 春。桜の花が咲き、新年度が始まり、そわそわと心浮き立つ季節がやってきました。この時期は、お花見や歓迎会などで何かとアルコールを飲む機会が増えるもの。なかには、肝臓の調子を気にしながらお酒を口にしている人もいらっしゃるかもしれません。

 もっとも、近年、肝臓に関する健康常識は大きく変わっています。これまでは肝臓の健康回復というと、連鎖反応的に「じゃ、アルコールを控えなきゃ」と考える人が多かったのですが、アルコールは必ずしも肝臓に悪いばかりとは限りません。もちろん飲みすぎはいけないのですが、健康にプラスになる面もたくさんあって、すべての飲酒者に「禁酒」「節酒」「休肝日」などの対策が必要なわけではないのです。

 たとえば、「酒をまったく飲まない人よりも、適量飲酒を習慣にしている人のほうが死亡率が低い」という研究報告があります。

 この研究は、死亡率を縦軸、飲酒量を横軸にしたグラフの形状が「J」に似ていることから、「Jカーブ効果」と呼ばれています(グラフ参照)。グラフで明らかなように、アルコール摂取量が1日あたり7〜40gの場合、酒を飲まない人よりも死亡率が低く、より長生きということになるわけです。



Source link