新浪剛史氏、フジ第三者委報告を評価「非常に明確」…サントリーＨＤとして「ＣＭ再開も検討」

経済同友会の新浪剛史代表幹事

　経済同友会の新浪剛史代表幹事は２日の記者会見で、元タレントの中居正広氏の女性トラブルを巡る第三者委員会の調査報告書について、「記載内容は非常に明確で、出来るだけの調査がされたと認識している」と評価した。会長を務めるサントリーホールディングス（ＨＤ）で、フジテレビでのＣＭ再開について検討することも明らかにした。

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　フジテレビなどの第三者委員会が３月３１日、調査報告書を公表し、同社の企業体質の問題を指摘した。

　経営体制の全面的な刷新も発表されており、新浪氏は「基本的人権は絶対守るという決意が明確だと思う」と話した。その上で、「ＣＭの再開を検討する状況になってきたのではないかと思う」とも述べ、今後、サントリーＨＤとして、再発防止策などを確認していく考えを示した。