備蓄米販売開始でも止まらぬ米価高騰!その真相に迫る

日本の食卓に欠かせないお米。最近、価格の高騰が続いていますね。政府は備蓄米の放出に踏み切りましたが、果たして効果はあるのでしょうか?今回は、高騰の背景や今後の見通しについて、分かりやすく解説していきます。

備蓄米、スーパーで販売開始!でも…

都内スーパーでは、政府放出の備蓄米が販売開始となりました。複数原料米であることが多く、価格は銘柄米と比べて1000円ほど安い設定です。altalt これは家計にとっては朗報ですが、肝心の米価全体への影響はまだ見えていません。農林水産省のデータによると、この1年でコメの販売価格はなんと倍増しているのです。一体なぜでしょうか?

「消えたコメ」騒動の真相とは?

以前、政府はコメの集荷量が前年比で大幅に減少したと発表し、「生産者や業者が投機目的で在庫を抱え込んでいる(売り惜しみ)」と説明しました。いわゆる「消えたコメ」問題です。

しかし、その後の調査で、実際にはコメは「消えていた」のではなく、「分散していた」ことが判明。生産者、卸業者、小売業者など、様々な場所で在庫が増加していたのです。食料安全保障の観点から、将来の不足に備えて在庫を確保する動きが広がっていたと考えられます。

専門家の見解

経済評論家の加谷珪一氏は、当初から「消えたコメ」という説明に疑問を呈していました。「日本人の米離れで生産量が減少する一方、インバウンド需要の増加で供給が追いつかなくなっているのが根本原因」と指摘しています。

確かに、飲食店などは安定供給のために一定量の在庫を確保する必要があります。これを「売り惜しみ」と断定するのは早計と言えるでしょう。

今後の米価はどうなる?

備蓄米の放出は一時的な効果は期待できますが、根本的な解決にはなりません。生産量の増加、流通の効率化、そして需要と供給のバランス調整など、多角的な対策が必要となるでしょう。

私たちにできること

私たち消費者も、国産米を選ぶ、食品ロスを減らすなど、できることから始めていくことが大切です。

未来の食卓を守るため、米を取り巻く状況に関心を持ち続けたいですね。