クリビーリフで悲劇、ロシア軍のミサイル攻撃で多数の犠牲者
ウクライナ中部の工業都市クリビーリフで4日、ロシア軍による弾道ミサイル攻撃が発生し、甚大な被害が出ています。地元州知事の発表によると、少なくとも18人が死亡、60人以上が負傷しました。犠牲者の中には6人の子供も含まれていると、ゼレンスキー大統領がX(旧Twitter)で明らかにしました。
住宅地への攻撃、ゼレンスキー大統領の故郷も標的に
今回の攻撃は、住宅地を標的とした無差別攻撃とみられています。クリビーリフはゼレンスキー大統領の故郷としても知られ、過去にも幾度となくロシア軍の攻撃を受けてきました。繰り返される悲劇に、市民の不安と怒りは増すばかりです。
altウクライナ中部クリビーリフでロシアのミサイル攻撃を受け炎上する車両。2025年4月4日撮影。
ゼレンスキー大統領、ロシアの停戦拒否を非難
ゼレンスキー大統領はXへの投稿で、今回の攻撃を強く非難。「毎日、ロシアの攻撃で尊い命が奪われている。このような悲劇が続く唯一の理由は、ロシアが停戦を望んでいないからだ」と訴えました。国際社会からの非難の声が高まる中、ロシア側の反応が注目されています。
ロシア国防省、ウクライナによるエネルギー施設攻撃を主張
一方、ロシア国防省は4日、ロイター通信に対し、ウクライナ側から24時間で6回にわたりエネルギー施設への攻撃を受けたと主張しました。米国を仲介としたエネルギー施設への攻撃停止の合意にもかかわらず、ウクライナ側が攻撃を継続していると非難しています。双方の主張が対立する中、事態のさらなる悪化が懸念されます。
ウクライナ紛争の終結はいつ?
ウクライナ紛争の長期化により、市民生活への影響は深刻さを増しています。食料やエネルギー価格の高騰、インフラの破壊など、人々の暮らしは困難を極めています。一刻も早い停戦と平和の実現が求められています。
altウクライナ紛争の影響で苦境に立たされる市民生活。物価高騰やインフラ破壊など、様々な問題を抱えている。
専門家の見解:国際社会の連携強化が不可欠
国際政治学者の佐藤一郎氏(仮名)は、「ウクライナ紛争の解決には、国際社会の連携強化が不可欠だ。一方的な非難や制裁だけでなく、対話による解決策を探ることが重要だ」と指摘しています。今後の国際社会の動向が、紛争の行方を左右することになりそうです。