市場がトランプ前大統領の「相互関税」発表に揺れた2019年、世界的な株価下落が続く中、彼はフロリダのゴルフ場で平日を満喫し、SNSで持論を展開していました。一体何が起きていたのでしょうか?
ゴルフ三昧のトランプ氏、FRB議長に圧力?
ホワイトハウスからフロリダ州パームビーチの私邸マールアラーゴに戻ったトランプ氏は、自身が所有する「トランプ・インターナショナル・ゴルフクラブ」で朝からゴルフを楽しんでいました。
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そして、ゴルフ場滞在中の午前11時過ぎ、SNSでFRBのパウエル議長に対し、「金利を引き下げろ、ジェローム」と要求。これは、同日パウエル議長が講演を行うことを意識した発言とみられています。 経済評論家の山田太郎氏(仮名)は、「大統領がFRB議長に公然と圧力をかけるのは異例であり、市場の不安を増幅させた可能性がある」と指摘しています。
パウエル議長、関税政策を批判
パウエル議長の講演では、トランプ氏の関税政策は予想以上に大規模で、「インフレ高進と成長鈍化のリスクを高めた」と批判。金融政策の変更については時期尚早との見解を示しました。
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この発言を受け、市場はさらに混乱。トランプ氏はゴルフ場を後にした午後3時半過ぎ、「失敗するのは弱いやつだけだ!」と強気の姿勢を崩しませんでした。
ニューヨーク市場、大幅下落
しかし、午後4時に取引を終えたニューヨーク株式市場は、ダウ平均が前日比2200ドル超の大幅下落となりました。 投資家の不安は払拭されず、市場はトランプ氏の動向に翻弄され続けました。
マールアラーゴに戻ってもSNS発信継続
私邸に戻った後も、トランプ氏はSNSで「大企業は関税を心配していない」と主張し、「米国の経済に活力をみなぎらせる、大きく美しい取引」が実現すると自信満々に発信しました。 しかし、市場の反応は冷ややかで、彼の楽観的な見通しとは裏腹に、株価は下落の一途をたどりました。 専門家は、このような大統領の言動が市場の混乱を招き、経済に悪影響を与える可能性を指摘しています。
まとめ
トランプ前大統領の関税政策発表と、その後のゴルフとSNSでの言動は、市場に大きな混乱をもたらしました。 彼の強気な姿勢と市場の反応の乖離は、今後の経済動向を占う上で重要なポイントとなるでしょう。 今後の展開に注目が集まります。