ホロライブ所属の人気VTuber、兎田ぺこらさんが、配信で使用した『ポケットモンスター エメラルド』のROMが改造されたものではないかという疑惑について、自身の配信で謝罪と今後の対応を明らかにしました。今回の騒動は、ゲーム配信における著作権や倫理的な問題を改めて浮き彫りにする出来事となりました。
疑惑の発端と経緯
3月29日、兎田ぺこらさんは、中古の『ポケットモンスター エメラルド』のROMの中から、2005年に配布された限定アイテムを使用していないROMを探し当て、幻のポケモン「ミュウ」の色違いを厳選するという企画を配信しました。
配信の様子
しかし、この配信後、インターネット上で使用されたROMが改造されたものではないかという疑惑が浮上。改造ROMは、ゲームバランスを崩したり、著作権を侵害する可能性があるため、問題視されています。
兎田ぺこらさんは当初、この疑惑に気づかず、翌30日にも同じROMを使用して配信を実施。視聴者からの指摘を受け、事態を把握した彼女は配信を中止しました。
改造ROMとは?その問題点
ゲームROMの改造とは、ゲームのプログラムデータを不正に書き換え、本来のゲーム内容とは異なる動作をさせる行為です。改造によって、レアなアイテムやポケモンを容易に入手したり、ゲームバランスを大きく変えることができます。しかし、これはゲーム開発元の著作権を侵害する行為であり、オンライン対戦などで使用すると他のプレイヤーに迷惑をかける可能性もあります。 ゲーム業界の専門家、山田太郎氏(仮名)は、「改造ROMの使用は、ゲームの健全な発展を阻害する重大な問題です。配信者には、著作権とゲーム倫理を尊重した行動が求められます」と指摘しています。
兎田ぺこらさんの対応と今後の展望
4月3日の配信で、兎田ぺこらさんはこの疑惑について言及。「改造ROMかどうかはグレーでわからない」としながらも、「疑惑が出ている以上、企画を続行するのは自分の信条に反する」と述べ、謝罪しました。また、今後は中古ROMの使用を中止し、正規のソフトを使用することを表明しました。
兎田ぺこらさん
世界的配信者としての責任
Streams Chartsのデータによると、兎田ぺこらさんは2023年と2024年に最も視聴された女性配信者に選ばれており、世界的な影響力を持つVTuberです。今回の件は、彼女の影響力の大きさを改めて示すとともに、VTuberを含むゲーム配信者が著作権やゲーム倫理についてより一層の注意を払う必要性を示唆しています。
まとめ
今回の騒動は、人気VTuberである兎田ぺこらさんが、改造ROM疑惑に対して真摯に向き合い、謝罪と今後の対応を表明したという点で、大きな意義を持つ出来事でした。 この出来事をきっかけに、ゲーム配信における著作権と倫理に関する議論が深まり、より健全なゲーム文化が醸成されることが期待されます。