アメリカのトランプ大統領は、日米安全保障条約について「日本はわれわれを守る必要がない」と改めて不満を示し、日本との貿易交渉の中で防衛費の増額を要求する可能性を示唆しました。
トランプ大統領:
私たちが攻撃されても、日本は私たちを守るために何かをする必要はない。
トランプ氏は10日、記者団に対し、日米安全保障条約について「アメリカが全額を負担し、日本は何も支払わない」と、一方的な条約だと指摘しました。
その上で、「何千億ドルも支払って日本を防衛をしているが、日本は私たちを守る必要はない」と改めて不満を示しました。
トランプ氏は「これは防衛協定だが、貿易協定も同じだ」と主張し、日本との貿易交渉の中でも防衛費増額などを要求する可能性を示唆しました。
フジテレビ,国際取材部