結婚式の準備は幸せな時間であるはずなのに、費用問題で揉めて婚約破棄を検討する事態に陥るカップルも少なくありません。今回は、義母の希望で教会関係者を多数招待することになり、費用負担に悩む女性のケースをご紹介します。結婚式の費用問題、どう乗り越えるべきなのでしょうか?
挙式目前!予期せぬ出費に困惑
ソウル出身の女性は、今夏に釜山出身の婚約者との結婚式を控えています。2年間の交際を経て、順調に結婚準備を進めていた矢先、思いもよらぬ問題が発生しました。それは、婚約者の母親が、長年通っている釜山の教会関係者を多数結婚式に招待したいと言い出したのです。
結婚式イメージ
既に式場やドレス、新婚旅行の手配も済ませ、準備は最終段階。当初は遠方からのゲストのために貸し切りバスを手配する予定でしたが、義母の希望する招待客数は当初の想定をはるかに超える人数でした。
価値観の相違が明らかに
女性と婚約者は、共に無駄な出費を好まないタイプ。高額な貸し切りバスの費用に懸念を抱いた女性は、招待客の人数を絞るようお願いしました。しかし、婚約者は「今まで母が負担してきた費用もある」と、義母の意向を尊重する姿勢を見せます。
祝儀を考慮しても、バス代や食事代で赤字になる可能性が高い状況に、女性は「無宗教の私にとって、この出費は納得できない」と訴えました。しかし、婚約者からは「金のことで家族の問題に口出しするな」と反論され、二人の溝は深まるばかり。
専門家の意見:結婚前に話し合うべきお金の話
結婚カウンセラーの山田花子先生(仮名)は、「結婚前に、結婚式だけでなく、結婚生活におけるお金の使い方についてしっかりと話し合っておくことが重要です。お互いの価値観を理解し、妥協点を見つける努力が不可欠です」と指摘します。
結婚式の費用負担、どうする?
結婚式の費用負担は、両家で話し合って決めることが一般的です。しかし、今回のケースのように、どちらか一方の家族の希望で費用が膨らんでしまう場合、どのように対応すべきなのでしょうか?
コミュニケーションが鍵
まずは、お互いの希望や予算をオープンに話し合うことが大切です。その上で、優先順位を決め、費用を抑えるための工夫を検討しましょう。例えば、招待客の人数を調整したり、費用を抑えた演出方法を検討したりするなど、柔軟な対応が必要です。
結婚という大きな決断
婚約破棄という選択肢は、簡単に決断できるものではありません。しかし、結婚生活は結婚式の後も続きます。費用問題だけでなく、根本的な価値観の違いが明らかになった今、改めて結婚について真剣に考える必要があるのかもしれません。
結婚は人生における大きな決断です。焦らず、じっくりと話し合い、納得のいく結論を出してください。