旧統一教会、韓国に豪華施設「天苑宮」オープン、500億円以上を投じて建設

旧統一教会(世界平和統一家庭連合)が韓国・加平(カピョン)に壮大な新施設「天苑宮」をオープンしました。白亜の宮殿とも呼ばれるこの施設は、教団の新たなランドマークとして、今後重要な行事が執り行われる予定です。総工費は500億円以上とされ、その豪華絢爛な内装には大理石がふんだんに使用されています。

献金増加と日本の信者

天苑宮の建設費は巨額に上り、日本の信者からの献金も増加していたことが報じられています。教団の資金源はどこから来ているのか、その使途の透明性について疑問の声も上がっています。

天苑宮の外観天苑宮の外観

韓鶴子総裁「天の門が開いた」

オープニングセレモニーで韓鶴子総裁は「天の門が大きく開いた」と宣言。この新施設が教団にとって大きな意義を持つことを強調しました。ソウル中心部から北東約60キロに位置するこの施設は、教団の今後の活動拠点となることが予想されます。

同時期に合同結婚式も開催

天苑宮のオープンと時を同じくして、加平にある別の教団施設「清心平和ワールドセンター」では大規模な合同結婚式が開催されました。約90カ国から5000組のカップルが参加し、日本からも1200人が出席したとされています。

合同結婚式の様子合同結婚式の様子

専門家の見解

宗教社会学者の山田一郎氏(仮名)は、「今回の豪華施設建設と合同結婚式は、教団の勢力誇示と資金力の象徴と言えるでしょう。解散命令後も活動を続ける教団の動向を注視する必要があります」と指摘しています。

まとめ

旧統一教会は、解散命令後も活動を継続し、韓国に新たな拠点となる豪華施設を建設しました。巨額の資金を投じたこの施設は、教団の今後の活動にどのような影響を与えるのか、注目が集まっています。