大阪・関西万博、いよいよ開幕!…と思いきや、初日から様々なトラブルに見舞われ、来場者の不満が噴出しているようです。今回は、その混乱の様子と、今後の万博運営への期待と不安について掘り下げていきます。
入場ゲートで長蛇の列、QRコード表示も難航
「待たない万博」を謳っていたにも関わらず、開幕初日から入場ゲートには長蛇の列。QRコードチケットの読み取りに手間取る来場者も多く、会場は「はよせえよ」「なんでこんな待つんや」といった怒号が飛び交う異様な雰囲気に包まれていたそうです。
奈良県から来場したある方は、「QRコードのチェック後、手荷物検査でもまた並ぶ。二度も行列に並ぶなんて時間の無駄」と不満を漏らしていました。また、大阪市から来た別の来場者は、人混みで携帯電話の電波が悪く、QRコードが表示できずにゲートで足止め。係員から「紙に印刷していないのか」と尋ねられ、唖然としたとのこと。「環境に配慮した万博ではなかったのか」と皮肉を込めて語っていました。
入場ゲートで長蛇の列
人気パビリオンにも長蛇の列、来場者からは落胆の声
世界最大級の木造建築物「リング」に続くエスカレーターも大混雑。予約不要のパビリオンやお土産売り場ですら100メートルを超える行列ができ、来場者は疲労困憊の様子。「並ばなくていいと聞いていたのに、どこに行っても行列だらけ。並んでばかりで帰る羽目になりそう」と神戸から来た来場者は肩を落としていました。
未完成パビリオン続出、開幕初日から閉鎖状態も
そして、来場者の期待を大きく裏切ったのが、未完成パビリオンの存在です。開幕初日にも関わらず、なんと5つのパビリオンが未完成のまま。インドのパビリオンでは、朝から突貫工事が行われており、周囲には建築資材や作業車が散乱。まるで工事現場のような様相を呈していました。スタッフに完成時期を尋ねると、「今日に完成?うーん、どうでしょうか。見たままです」と困惑した様子で、完成まで1週間ほどかかるとの見通しを明かしました。
ベトナムのパビリオンも未完成。ディスプレイには映像が流れているものの、ドアは閉鎖され、《工事許可証》が貼られているのみ。許可証には3月7日に許可が出されたこと、開幕までに完成させるよう努めること、未完成の場合は安全対策を講じることが記されているとのこと。
ネパールのパビリオンは、カラーコーンとバーで囲われ、ドアには鍵がかかった無人状態。ガラス越しには工事資材や展示物が確認できる状態でした。
驚くべきことに、国際博覧会協会が完成を宣言していたブラジルのパビリオンも閉鎖。大阪府内から来た家族は、予約した時間に訪れたにも関わらず、閉鎖されていることを知り落胆。「予約しているのに閉鎖なんて嘘でしょう!? メールなどでお知らせもなかった。サッカーが好きで、ブラジルのパビリオンは絶対に行きたかったのに、本当にがっかり」と無念さをにじませていました。
ある建築専門家(仮名:山田一郎氏)は、「万博のような大規模イベントでは、様々な要因で工事が遅延する可能性がある。しかし、開幕初日にこれほど多くのパビリオンが未完成なのは異例であり、プロジェクト管理に問題があったと言えるだろう」と指摘しています。
今後の万博運営に期待と不安
今回の混乱を受け、SNS上では「万博大丈夫?」「準備不足すぎる」といった批判の声が殺到しています。万博 organizers は、早急な改善策を講じ、来場者に安心して楽しめる環境を提供することが求められています。
一方で、万博は始まったばかり。今後の運営改善、そして魅力的な展示やイベントを通して、世界中の人々を魅了する「夢の祭典」となることを期待したいですね。
まとめ
開幕初日から様々なトラブルに見舞われた大阪・関西万博。今後の運営改善に期待が高まります。皆さんは、今回の出来事についてどう思われますか? ぜひコメント欄で意見を共有してください! また、この記事をシェアして、周りの方々にも万博の現状を知らせましょう。 jp24h.comでは、引き続き万博の最新情報をお届けしていきます。