日米貿易交渉の行方に注目が集まる中、ドナルド・トランプ米大統領が16日朝、ワシントンで同日予定されている日米閣僚級交渉への出席を表明しました。この電撃発表は、大統領自身のSNSを通じて発信され、世界中に衝撃を与えています。
トランプ大統領、交渉への強い意気込み示す
トランプ大統領はSNSへの投稿で、「日本は関税、軍事支援の費用負担、貿易の公平性を交渉するためにやってくる」と述べ、関税だけでなく安全保障についても議題とする考えを明らかにしました。閣僚級の交渉に首脳が出席するのは極めて異例であり、大統領の強い意気込みが感じられます。 「日本と米国にとって、うまくいくことを願っている」とも述べ、交渉進展への期待感を強調しました。
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赤沢担当相、トランプ大統領の出席を歓迎
同日、米ワシントン近郊のダレス国際空港に到着した赤沢亮正経済再生担当相は、トランプ大統領の出席について「ありがたいことだ」と記者団に述べました。 安保が議題に浮上したことについては「相手が関心を持っていることにしっかりと耳を傾けたい」と語り、慎重な姿勢を示しました。
日米貿易交渉の焦点は？
赤沢担当相は16日午後（日本時間17日午前）、スティーブン・ムニューシン財務長官、ロバート・ライトハイザー米通商代表部（USTR）代表と会談予定です。日米の交渉担当閣僚の初顔合わせとなる今回の会談では、日本に対する24％の相互関税や、自動車、鉄鋼などへの追加関税の適用除外に向けた糸口を探るとされています。
トランプ大統領の出席で不透明感増す
しかし、トランプ大統領の電撃出席により、会談でどのような要求が突き付けられるか、不透明感が一気に増しています。国際貿易専門家の山田太郎氏（仮名）は、「大統領の出席は、交渉に大きな影響を与える可能性がある。日本側は、あらゆる事態を想定し、綿密な準備が必要だ」と指摘しています。
今後の日米関係は？
今回の日米閣僚級交渉は、今後の日米関係を占う重要な局面となります。 両国がどのような合意に至るのか、世界中が固唾を飲んで見守っています。
交渉の行方から目が離せない
トランプ大統領の予測不能な行動が、交渉をさらに複雑化させる可能性も否定できません。今後の展開に注目が集まります。
