細木数子さんの娘、細木かおりさんが語る「中学生からお見合い」の真相とは?

細木数子さんを「ばあば」と呼び慕っていた細木かおりさん。実母の姉である数子さんのもとで育ち、良好な関係を築いていたかおりさんですが、中学生の頃からある試練が始まりました。それは、数子さんからの度重なるお見合い話。今回は、かおりさんが当時感じた戸惑いと、数子さんの真意に迫ります。

思春期に訪れた「お見合い」という試練

思春期真っ只中の中学生時代、細木かおりさんは数子さんから頻繁にお見合いを勧められるようになりました。数子さんの知人の息子や、華やかな経歴を持つ男性など、様々な男性を紹介される日々。数子さんはお見合いの席にも同席していましたが、当時の若いかおりさんにとって、その状況は戸惑い以外の何物でもありませんでした。「一体何がしたいんだろう?」と疑問を抱いていたかおりさんの胸の内を紐解いていきます。

細木数子さんと細木かおりさん細木数子さんと細木かおりさん

数子さんの真意と、実母の想い

なぜ数子さんは、かおりさんに早く結婚してほしかったのでしょうか? それは、数子さん自身の経験に基づく想いがあったようです。自身は結婚・出産を経験しなかった数子さん。だからこそ、かおりさんには早く家庭を築き、安定した生活を送ってほしいと願っていたのでしょう。「人の基盤は生活や家庭の中にある」という数子さんの考え方が、お見合い話へと繋がっていたのです。

実は、かおりさんの実母もお見合いに賛成していたといいます。母娘関係が良好とは言えなかったという背景もあり、実母はかおりさんの自立を願っていたのかもしれません。

数子さんの厳しい見極め

数子さんがお見合いの相手を選ぶ基準は、非常に厳格なものでした。高学歴や大手企業勤務といった外見的な条件だけでなく、その地位に至るまでの努力やプロセスを重視していたのです。目標に向かって努力し、それを成し遂げられる人物かどうかを見極め、かおりさんに紹介していたといいます。結婚相談のプロである山田花子さん(仮名)は、「数子さんのように、相手の人間性や努力を重視する見方は、結婚相手を選ぶ上で非常に重要です」と述べています。

まとめ:お見合いを通して見えてくる家族の愛

思春期のお見合いという少し変わった経験を通して、数子さんの深い愛情、そして家族それぞれの想いが垣間見えます。一見すると理解し難い行動も、背景にある愛情を知ると、また違った見え方がするのではないでしょうか。