週刊文春が7月23日、参政党の鈴木敦衆院議員(36)が参院選期間中に、妻ではない女性と銭湯施設の宿泊部屋で一晩を過ごしたと報じ、党内に激震が走っています。神谷宗幣代表(47)に次ぐ“ナンバー2”の実質的な地位にある鈴木議員の不倫疑惑報道は、各方面で大きな波紋を広げています。
週刊文春による「不倫疑惑」報道の詳細
週刊文春の報道によると、鈴木敦衆院議員は妻が里帰り出産中という夫婦にとって大切な時期に、選挙期間中にもかかわらず女性と一夜を過ごしたとされています。場所はスーパー銭湯の宿泊部屋と報じられており、この行為に対して批判的な声が上がっています。鈴木議員は参政党内で神谷代表に続く要職にあり、その行動は特に注目されていました。
鈴木議員の「事実無根」主張と波紋
報道同日の7月23日、鈴木議員は自身のX(旧Twitter)で、週刊文春の記事を引用する形で疑惑を真っ向から否定しました。投稿には「当該記事について、事実を説明します。選挙期間中、後援会の会合でスーパー銭湯を利用し、食事と休息を取りました。写真の女性は後援会の方で、一切の不適切な関係はありません。スーパー銭湯ですし。誤解を招き申し訳ありません。引き続き、皆様の信頼に応える政治活動を続けてまいります」と記されています。しかし、妻の里帰り出産中という状況での「誤解を招く行為」に対する批判は収まらず、その説明責任が問われています。
愛妻家イメージと「親密ウェディングフォト」の衝撃
今回の不倫疑惑報道が報じられる中、鈴木議員の地元にほど近い神奈川県川崎市にあるフォトスタジオのウェブサイトと公式インスタグラムにアップされている仲睦まじい夫婦の写真がメディア関係者の間で話題となっています。
参政党・鈴木敦衆院議員と妻とみられる女性が写るマタニティフォト
この写真には、鈴木議員と思われる男性がブルーのタキシードを着用し、ネイビーのドレス姿の妻と思われる女性の腰に手を当てて微笑む姿が捉えられています。さらに、白いレースのドレスにお色直しした女性を背後から抱きしめ、お腹の前でハートマークを作るマタニティフォトと見られるカットも確認できます。和装に身を包み、「寿 結婚しました」という紙を両手で持つ二人の姿もあり、とても幸せそうな夫婦の様子が写し出されています。この幸せなイメージと今回の不倫報道とのギャップが、皮肉めいた形で受け止められています。
地元関係者の証言とスタジオの対応
地元関係者によると、当該のフォトスタジオは「地元でも評判のフォトスタジオ」として知られています。老舗の結婚式場の衣装を貸し出すドレスサロンとスタジオが併設されており、家族写真はもちろん、和装や洋装でのウェディングフォト、マタニティフォトまで幅広い撮影に対応しているとのことです。アットホームな雰囲気や丁寧なスタッフの対応がスタジオの強みであり、評判は非常に良いとされています。鈴木議員自身も地元のお祭りに参加するなど「つながり」を大切にする人物であることから、このスタジオでの撮影を決めた可能性が指摘されています。
しかし、同スタジオに鈴木議員と思われる男性の夫婦ショットについて問い合わせたところ、「個人情報に関することですので、お答えはできません」との回答でした。
報道が突きつける疑問と今後の動向
これまで“愛妻家”の一面を滲ませていた鈴木議員に対し、今回の不倫疑惑報道は大きな波紋を呼び、説明責任を求める声が強まっています。愛する妻に対し、この報道についてどのように説明したのか、その真相が注目されています。政治家としての信頼性にも関わる問題であり、今後の鈴木議員や参政党の対応が注目されます。
参考文献
- 週刊文春の報道
- 鈴木敦衆院議員のX(旧Twitter)投稿
- 時事通信社 (写真提供)