就職氷河期世代への支援継続を訴える国民民主党・玉木代表、石破首相の取り組みを評価

就職氷河期世代への支援継続を強く訴えている国民民主党の玉木雄一郎代表は、石破茂首相が関係閣僚会議を設置し就労支援を強化する方針を示したことに対し、高く評価する姿勢を示しました。本稿では、玉木代表の発言や今後の支援策の方向性について詳しく解説します。

玉木代表、石破首相の就労支援策を評価

石破首相は2025年4月19日、東京都内の就労支援施設を視察。就職氷河期世代に限らず、就労に不安を抱える人々への支援を強化する考えを示し、関係閣僚会議の設置を表明しました。

玉木雄一郎代表

これに対し、玉木代表は自身のX(旧Twitter)で「石破首相の取り組みを評価する」と投稿。6月に策定される骨太の方針から「就職氷河期」の文言が削除される可能性が報じられていたことに触れ、「ぜひ残して効果的な取り組みを進めるよう、国民民主党としても求めていきます」と政府への働きかけを表明しました。

骨太の方針への明記を要望

同日夜には、政府が就職氷河期世代への新たな支援策の方向性を骨太の方針に明記する方針だと報じられたことを受け、玉木代表は改めてXで「ぜひ明記してほしい」と要望。これまでの取り組みを検証し、より効果的な政策へのアップデートを期待するとともに、「がんばれ！」と激励のメッセージを送りました。

就職氷河期世代支援への取り組み強化

国民民主党は、就職氷河期世代への支援に力を入れており、玉木代表は4月15日の記者会見で、党公式チャンネルに同世代向けの専門チャンネルを開設する考えを表明。情報発信の強化を通じて、より多くの支援を必要とする人々に情報を届ける方針を示しています。例えば、キャリアコンサルタントの山田花子さん（仮名）は、「氷河期世代は様々な背景を持つため、画一的な支援ではなく、個々の状況に合わせたきめ細やかなサポートが重要です」と指摘しています。