ABEMAで放送された将棋の団体戦「ABEMA地域対抗戦 inspired by 羽生善治 2025」決勝で、中部チームが関東Bチームを破り、見事2連覇を達成しました。藤井聡太竜王・名人を擁する中部チームの強さは圧倒的でしたが、今大会で特に注目を集めたのは、初出場ながら大活躍を見せた青嶋未来七段。今回は、この exciting な決勝戦の様子と、MVP選出で垣間見えた藤井竜王・名人の意外な一面についてお届けします。
中部チーム、盤石の体制で決勝へ
中部チームは予選から盤石の体制で勝ち上がり、決勝へと駒を進めました。藤井竜王・名人は全勝という驚異的な成績を残し、チームの勝利に大きく貢献。
藤井聡太竜王・名人
青嶋七段の躍進!MVP級の活躍
今大会で最も輝きを放ったのは、初出場ながら大活躍を見せた青嶋未来七段。予選・本戦を通して10局中9勝という驚異的な勝率を誇り、チームの勝利に大きく貢献しました。ステージ2では、青嶋七段の快進撃により、藤井竜王・名人が出番なしという展開も。決勝戦でも、第8局で青嶋七段が勝利を決め、中部チームの連覇を決定づけました。
青嶋七段、謙虚な姿勢でチームメイトに感謝
試合後、青嶋七段は「さすがに9勝したのは奇跡」と謙遜しながらも、「チームのみなさんが非常に強力なメンバーで、安心して戦えた」とチームメイトへの感謝を述べました。団体戦ならではのチームワークとサポートが、自身の好成績につながったと語っています。将棋評論家の佐藤天彦九段も「青嶋七段の活躍は目覚ましく、チームに勢いをもたらした」と高く評価しています。
藤井竜王・名人、MVP選出で unexpected な一面
試合後のインタビューで、藤井竜王・名人はMVPは誰かと問われ、「本来それは監督の仕事な気が…」と戸惑いを見せる場面も。しかし、すぐに「青嶋七段の活躍が本当に素晴らしかった」と、青嶋七段をMVPに選出しました。このやり取りに、ファンからは「コメントww完璧w」「聡太が選ぶの?w」「監督の仕事までやりだしたぞww」といったコメントが寄せられ、大きな盛り上がりを見せていました。
藤井竜王・名人、チームメイトの活躍を称賛
自身が無敗で終えたことについては、「結構苦しい将棋も多かったんですが、結果としてチームに貢献できてうれしく思います」とコメント。また、青嶋七段の活躍については「本当に大活躍で、こちらも心強い気持ちで楽しく観戦していました」と笑顔で語りました。
ABEMA地域対抗戦とは?
「ABEMA地域対抗戦 inspired by 羽生善治」は、全国を8つのブロックに分けた地域対抗の団体戦です。監督と棋士4人の計5人でチームを構成し、ステージ1とステージ2の2つのステージで競います。持ち時間は5分、1手指すごとに5秒加算されるフィッシャールールが採用されています。
まとめ
中部チームが2連覇を達成した「ABEMA地域対抗戦」。藤井竜王・名人の安定した強さと、青嶋七段の目覚ましい活躍が、チームの勝利を導きました。MVP選出で見せた藤井竜王・名人の戸惑いも、ファンの間で話題となりました。今後も、ABEMA地域対抗戦から目が離せません。