東京駅と新宿西口駅で実験 五輪テロ対策の危険物検査





国土交通省=東京都千代田区

 国土交通省は19日、2020年東京五輪・パラリンピックに向けテロ対策を強化するため、東京駅の新幹線改札と、都営地下鉄大江戸線新宿西口駅で危険物検査の実証実験をすると発表した。同省は昨年の東海道新幹線殺傷事件などを踏まえ、駅や電車内の安全性確保策の検討を進めており、実験は今年3月の東京メトロ霞ケ関駅に次ぐ第2弾となる。

 国交省によると、東京駅では12月4日、危険物を検知する訓練を受けたラブラドルレトリバーとビーグルを配置。新宿西口駅では11月25~28日、自然に放射される電磁波で衣類の内側に隠し持った危険物を検知できる「ボディースキャナー」を使って実験する。



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