30歳という節目を迎えたタレントのマーティンさん。朝の情報番組『ZIP!』の「いただきマーティン!」のコーナーで明るい笑顔を届けてくれる彼ですが、この度YouTubeで新たな挑戦を始めました。そのテーマはなんと「親孝行」。お母様も動画に登場し、心温まる親子の交流を見せてくれるそうです。今回は、マーティンさんがこの企画を始めたきっかけや、お母様への想いについて迫ります。
親孝行企画誕生秘話:30歳の決意と感謝の気持ち
YouTubeチャンネルのリニューアルを考えていたマーティンさん。人気番組のディレクターを務める松本泰治さんに相談したところ、「やりたいこと100個書いてみなよ」とアドバイスを受けました。その中で上位に挙がったのが「親孝行」。少し照れくさい気持ちもあったそうですが、感謝の気持ちを伝える絶好の機会だと捉え、YouTubeでの企画を決意したそうです。
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母の支え:幼少期の辛い経験から大学中退まで
アメリカ生まれのマーティンさんですが、3歳で母の故郷である日本に移住。見た目は外国人でも、心は生粋の日本人として育ちました。しかし、幼少期には外見の違いから辛い思いをすることも。そんな時、いつも支えてくれたのがお母様でした。小学校時代、上級生から心ない言葉をかけられた時には、学校に乗り込んでくれたこともあるそうです。当時を振り返り、マーティンさんは「本当に強い人ですよね。素直にうれしかったです」と語っています。
中学校は皆勤賞で、反抗期も全くなかったというマーティンさん。今でもお母様とは買い物に行ったり、恋愛相談をしたりと、友達のような関係だそうです。
大学中退と母の想い:甘えと感謝の狭間で
大学は教員を目指して受験しましたが、志望校には合格できず、第8志望の大学へ進学。しかし、モチベーションが上がらず中退してしまいました。当時を振り返り、「今思えば本当に甘えていましたね」と反省の言葉を口にするマーティンさん。実家暮らしが長かったこともあり、「迷惑しかかけてないですね」と、お母様への感謝の気持ちが溢れます。毎朝起こしてもらったり、お弁当を作ってもらったりと、たくさんの愛情を受けて育ったマーティンさん。大学中退という決断は、お母様にとってどれほどの辛さだったのでしょうか。
親孝行を通して伝えたい想い:感謝と未来への決意
YouTubeでの親孝行企画を通して、マーティンさんはお母様への感謝の気持ちを伝えたいと考えています。「恩返しとまではいかないけれど、親孝行を通して少しでも親を喜ばせたい」と語るマーティンさん。30歳という新たなスタート地点に立ち、親孝行という形で感謝の気持ちを表現することで、彼自身も成長していくことでしょう。今後の動画展開が楽しみです。