声優の下野紘さんがX(旧Twitter)で明かした、タクシー運転手との「鬼滅の刃」に関するエピソードが大きな話題を呼んでいます。現在公開中の「劇場版『鬼滅の刃』無限城編 第一章 猗窩座再来」で、主人公・竈門炭治郎と同期の鬼殺隊隊士である我妻善逸役を務める下野さん。金髪が特徴的な善逸は、その個性的なキャラクターから「鬼滅の刃」の人気投票で常に上位を誇るほどの人気を誇ります。
タクシーでのまさかのエピソード「鬼滅の映画観ました?」
そんな下野さんが自身のXアカウントで投稿したのは、「今乗ったタクシーの運転手さんに、『今回の鬼滅の映画観ました?』って聞かれた」という驚きのエピソードです。これに対し下野さんは「観ましたっ!って、答えましたっ」と返答したことを明かしました。運転手さんが「初日に行ったそうです!」と熱心な「鬼滅の刃」ファンであったことも付け加えており、その状況の面白さがSNSで拡散されました。
我妻善逸が描かれた「鬼滅の刃」のキービジュアル。劇場版「無限城編」での活躍に期待が高まる。
SNSでの大反響「本人ですよ!」「羨ましい」
この投稿に対して、ファンからは「あなたが乗せてる人善逸ですよーーーー!!」「すごい!その運ちゃんもお相手が下野さんでラッキーでしたね」「善逸を乗せて走れたタクシーの運転手さん羨ましいです!」といった驚きと喜びの声が殺到しました。運転手さんが「鬼滅の刃」のメインキャラクターの一人の声優を乗せていることに気づいていない状況が、ファンの間で大きな反響を呼びました。
「鬼滅の刃」コラボタクシーも走行中
また、東京都内では劇場版「鬼滅の刃」無限城編の公開を記念し、8種類のラッピングタクシーが期間限定で走行しており、作品の盛り上がりをさらに加速させています。今回の下野さんのエピソードも、作品が社会に深く浸透している証と言えるでしょう。
「鬼滅の刃」シリーズの軌跡と社会現象
「鬼滅の刃」は吾峠呼世晴氏による漫画が原作で、2016年2月から2020年5月まで『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載されました。大正時代を舞台に、人喰い鬼に家族を殺された少年・竈門炭治郎が、鬼になった妹・禰豆子を人間に戻すため、鬼殺隊へと入隊する物語です。2019年4月からのテレビアニメ「竈門炭治郎 立志編」を皮切りに、2020年10月公開の「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」が大ヒット。その後もテレビアニメ「遊郭編」(2021年12月~)、 「刀鍛冶の里編」(2023年4月~)、 「柱稽古編」(2024年5月~6月)が放送され、その人気は絶大なものとなっています。今回の劇場版「無限城編 第一章 猗窩座再来」は、この「柱稽古編」の最終話からの続きが描かれる3部作の第一章として、注目を集めています。
声優の下野紘さんとタクシー運転手との心温まる、そして驚きのエピソードは、「鬼滅の刃」が世代を超えて愛され、その影響が日常生活にまで及んでいることを改めて示しました。作品の魅力と、それを支える声優陣の存在が、多くの人々に喜びと感動を与え続けています。
参考資料
- 下野紘公式X (@simono_kousiki)
- Yahoo!ニュース(出典: ねとらぼ)