ゴールデンウィーク(GW)の関東地方の天気予報をお届けします。前半は変わりやすい天気で雨の日もありますが、後半は夏日が続く予想です。気温の変化に対応できる服装選びや、暑さ対策が重要になります。
GW前半は変わりやすい天気、雨具の準備を
関東地方の天気予報図
4月23日(水)は本降りの雨。24日(木)は昼過ぎから回復傾向ですが、25日(金)~26日(土)は気圧の谷や上空の寒気の影響で雲が広がりやすく、にわか雨の可能性があります。急な雨に備えて折り畳み傘などを用意しておくと安心です。GW前半は周期的に天気が変化し、27日(日)は晴天に恵まれるでしょう。28日(月)は低気圧接近のため天気は下り坂。29日(火・昭和の日)は晴れ間も覗くものの、一時的に雨の可能性があり、風も強まる見込みです。低気圧の進路によって雨の降る地域や時間が変わるため、こまめな天気予報チェックをおすすめします。
関東地方の天気図
GW後半は夏日到来、熱中症対策を忘れずに
30日(水)以降は晴天が続き、GW後半は汗ばむ陽気に。最高気温は26日(土)こそ20℃に届かない地域もありますが、30日(水)までは23℃前後で推移する見込みです。平年並みか、やや高めの気温となるでしょう。27日(日)の朝は内陸部を中心に一桁まで冷え込む可能性があり、一日を通して気温差が大きくなります。服装で上手に体温調節を行いましょう。
気温推移グラフ
5月1日(木)以降は暖かい空気が流れ込み、連日の夏日となる予想です。4日(日・みどりの日)と5日(月・こどもの日)は東京都心で27℃、さいたま市では28℃まで上昇し、6月下旬並みの暑さとなるでしょう。朝晩は涼しくても、日中は強い日差しで気温が急上昇します。カラッとした晴天が続く見込みですが、屋外で長時間過ごす場合はこまめな水分補給を心掛け、熱中症対策を万全にしましょう。気象予報士の山田花子さん(仮名)は、「体が暑さに慣れていない時期なので、真夏と同じくらいの警戒が必要です。特に小さなお子さんや高齢者の方は注意が必要です」と呼びかけています。