米、ウクライナへの一部兵器の供給停止 在庫が急減に減少 米報道


【一目で分かる】トランプ氏とゼレンスキー氏の言い合いの内容

 ポリティコによると、供給停止となった兵器は防空システム「パトリオット」用のミサイル、精密誘導弾、F16戦闘機に搭載する空対地ミサイルなど。バイデン前政権下で供給が決定されていた。コルビー国防次官が主導して供給停止を決めたという。米ホワイトハウスは「米国の利益を最重視し、国防総省の報告を受けて決定した」とコメントした。

 ウクライナは最近、ロシアから大規模なドローン攻撃を連日のように受けており、防空ミサイルの供給が滞れば打撃となる。ウクライナのゼレンスキー大統領は6月25日、オランダ・ハーグであった北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に合わせてトランプ米大統領と会談し、パトリオットの追加供与などを含む支援の継続を訴えていた。【ベルリン五十嵐朋子】



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