自民党の保守系有志議員グループ「日本の尊厳と国益を護(まも)る会」代表幹事の青山繁晴参院議員は19日、皇位継承の歴史に関する漫画を来年1月にも発刊することを明らかにした。女性天皇と女系天皇の違いなど、皇位継承について国民の理解を深める狙いがあり、原案を青山氏、作画は「島耕作」シリーズで知られる漫画家の弘兼憲史氏が担当する。青山氏が首相官邸で記者団に明らかにした。
青山氏は「天皇陛下の存在のご意義、皇位継承の意味、先例、危機を何も教わっていない。学校教育を補う形で、何が起きているかをまず皆さんに理解をしていただく」と発刊の目的を説明した。
護る会は19日、皇位の男系継承を堅持するための具体策を盛り込んだ提言書を首相に手渡した。