魚釣り動画などで人気を集めるYouTuberの渥美拓馬(33)がこのほど、自身のSNSを更新。5年前に診断された「急性前骨髄球性白血病」が完治に至ったことを報告した。
渥美は2025年4月現在、登録者53万人を誇る人気YouTuber。現在は釣り具専門の会社の経営もしている。2019年には血尿などの症状に見舞われ、病院で受診したところ「急性前骨髄球性白血病」と診断。同年9月に病床から闘病を始めることを動画で涙ながらに伝えた。治療の様子なども動画に収めており、2020年5月には病状の「寛解」(治療によって病気の症状が一時的または永続的に軽快し、消失した状態のこと。再発の可能性は残っている状態)を報告していた。
寛解後も定期的な通院を報告していた渥美。25日更新の動画では、その大変さについて「白血病という理不尽に大きい病気にかかってしまって、定期的に通院しないといけなくなりました」「結局一生飲み続けなければいけない薬も出てきてしまって、色々退院してからも大変なことはありますね」と伝えている。
ただ同時に、その日の通院で「退院してから5年が経過しました」と報告。病院で毎回行っているという採血の結果も動画に収め、白血球の数が回復していることを示した。また自身が冒された「急性前骨髄球性白血病」の現在の5年生存率は「約90%」であるが、以前は白血病の中でも致死率が高い病症であったことを明かし、「ちょっと前だったら死んでる病気だったからね、運が良かったのかな。本当に怖かった」と話した。
一般に「5年無病生存」(治療を受けた患者が治療開始後5年間、再発や進行がない状態での生存すること)を「完治」と見なすことから、渥美も「5年僕は生きているので、完治と見なして良いでしょう」と報告した。
同日にXでも完治を報告した渥美。コメント欄では「完治って言葉、心に染みますね」「治療の成果が出て良かったです」と祝福のコメントや、「闘病中の方々の希望の光だ」「私も頑張りたいと思います」という声も多く見られた。
(よろず~ニュース編集部)
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