お笑いコンビ・令和ロマンが28日、自身のYouTubeチャンネルを更新。2月から活動自粛をしていた高比良くるま(※高=はしごだか)が、この動画をもって活動再開となった。
いつも通りに話を進めようとするくるまに対して、ケムリはそれを遮るように「おかえり!」と呼びかけ続けた。ケムリが「オレは2ヶ月ぶり、久しぶり。おかえり」と続けると、くるまが「ただいま」と応じて、ケムリが「くるまくん、復帰しました」と伝えた。
くるまは、その上で「2ヶ月ほど前に、ちょっと謝罪動画上げていただきまして、活動の方を自粛してたんですけれども、 本日この動画をもって、復帰という ことになります」と宣言。「騒動に関して、ちゃんと謝罪させていただいたんですけど、改めて、申し訳ございませんした。番組の差し替えとかありましたし。ライブもキャンセルだったり、他にも動画とか、いろんな形でちょっと各関係者の皆様、そして見ていただいてる方、ご迷惑をおかけしました」と謝罪した。
そして「リリースもあったと思うんですけど、僕は吉本興業を退所みたいなことになりまして…経緯といいますと、ちょっとね、なんとなくもしかしたら『けっこう音沙汰ないよ』みたいな感じがあったかもしれないですが。ちょっと、某日、吉本興業に呼ばれまして、マネージャーから『復帰に向けた話し合いです、たぶん』って言われて。それで行ったら、何名がいらっしゃって。『元気かー?』みたいな感じで」と会談の様子を伝えていった。
くるまは今年2月15日、公式YouTubeチャンネル上で自身に対する「オンライカジノ報道」について「このたび、オンラインカジノにまつわる事情聴取を受けたという記事により、大変お騒がせしてしまい、大変申し訳ございません」と謝罪。「今回記事にあった通り、オンラインカジノをしていたというのは事実であります」と認め、同19日に、自身のXで当面の間、活動を自粛すると発表した。
この日の復帰動画で、くるまはYouTubeで謝罪動画をアップしたことについて、吉本側から指摘が入ったとして「(吉本側が)『こっちとしては、やってほしくなかったというか…。まぁ、いろいろ、ホンマな…。どうしても、会社との信頼関係というのが壊れてしまったから、どうやろ?くるまくんが望めばやけど、契約解除っていう』(と切り出されて)びっくりして」と率直な感想を打ち明けた。
くるまとしては、引き続き吉本で頑張りたい旨を伝えたが、会社からは「いや、でもな…」との返答が1時間あまりにわたって続いたという。くるまは「でも、なんか面白くならないかなって希望もあって続けたんだけど『真面目な話やで』って言われたので、一旦持ち帰らせてくださいとなって」と赤裸々にトークしていった。
吉本興業の公式サイトでは、4月28日に「令和ロマン 高比良くるま 契約終了のご報告」とし「弊社所属 令和ロマン 高比良くるまについて、双方合意の上、2025年4月28日付をもってマネジメント契約を終了しましたのでご報告します」と伝えた。
続けて「なお、令和ロマンとしての活動は継続し、相方の松井ケムリは引き続き、弊社所属のまま、タレント活動をしてまいります」と説明し「ファンの皆様、関係各位におかれましては、引き続き、ご支援を賜りますようお願い申し上げます」と結んだ。