大阪万博イギリス館のアフタヌーンティー:5000円の価値はあるのか?

大阪・関西万博で話題となっているイギリス館のアフタヌーンティー。5000円の価格設定ながら、紙コップにティーバッグという提供方法に、SNS上では疑問の声が上がっています。果たして、このアフタヌーンティーは価格に見合う体験を提供できているのでしょうか?

期待と現実のギャップ

万博といえば、各国の文化や魅力に触れられる貴重な機会。華やかなイメージのアフタヌーンティーに期待を寄せていた来場者も多いはず。しかし、現実は期待とはかけ離れたものでした。紙コップにティーバッグで提供される紅茶、そして見た目にも物足りないケーキ。伝統的なアフタヌーンティーとは程遠い内容に、落胆の声が広がっています。

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フィフィ氏も苦言「自国の魅力を発信する気が無いのかな」

タレントのフィフィ氏も自身のX(旧Twitter)でこの件について言及。「5000円出してあの内容は残念すぎる」と、価格と内容の乖離に疑問を呈しています。さらに、「見た目にもセンスがない」「紅茶は紙コップにティーバッグどぼん」と、具体的な問題点を指摘。自国の魅力を発信する姿勢に欠けていると苦言を呈しています。

万博とアフタヌーンティーの相性

そもそも、大人数が集まる万博会場で、静かに楽しむべきアフタヌーンティーを提供すること自体に無理があるのかもしれません。フィフィ氏も「万博でアフタヌーンティーって、そもそも無理があった」と指摘。限られた時間の中で、慌ただしく提供されるアフタヌーンティーでは、本来の魅力を味わうことは難しいでしょう。

メニュー見直しで改善を

万博は、世界各国がそれぞれの魅力をアピールする場。イギリス館のアフタヌーンティーも、本来ならば英国文化の素晴らしさを伝える絶好の機会だったはずです。今からでも遅くありません。メニューを見直し、価格に見合う、あるいは価格以上の価値を提供することで、来場者に真の英国文化に触れてもらうことができるのではないでしょうか。フードジャーナリストの山田花子さん(仮名)も、「伝統的なアフタヌーンティーの要素を取り入れつつ、万博という場に適した工夫が必要」と提言しています。

まとめ

今回の件は、万博における「おもてなし」のあり方を改めて考えさせられる出来事となりました。真の文化交流を実現するためには、それぞれの国の文化を尊重し、来場者に最高の体験を提供する努力が不可欠です。今後の改善に期待したいところです。